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重点テーマ

5つの重点テーマと3つのコアビジネス

国際医療協力局は、「保健人材」、「母子保健」、「疾病対策」、「医療の質」、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の5分野を国際保健医療協力活動の重点テーマとして取り組んでいます。それぞれのテーマにおいて、私たちが創立から30年間にわたり培ってきた「3つのコアビジネス」のノウハウを活用しながら、人々の健康を守るために必要な協力事業を効率的かつ効果的に推進しています。

3つのコアビジネス

  1. 国際的プログラムへの貢献
    感染症の根絶など、世界的に取り組まれる保健医療の課題に対し、さまざまな活動を通じて貢献しています。
  2. 参加型開発とキャパシティ・ディベロプメント
    被支援国の人が主役となり、彼らが元来有する能力を引き出す協力活動を実践しています。
  3. 援助協調と調整
    被支援国のオーナーシップを最大の価値とし、主体的な開発を促進するためのパートナーシップや調整メカニズムの構築を支援しています。

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5つの重点テーマ

保健人材

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開発途上国において公平な保健医療サービスの提供を実現するためには、質の高い人材を育成することが不可欠です。NCGMは海外と国内の両方で、研修事業を通じて、保健医療人材の育成を実施しています。近年は研修の実施にとどまらず、人材制度の整備に対して政策的な支援も行っています。アジアとアフリカを重点地域として、保健医療に携わる人材の育成や関連する法的基盤整備などにつき、技術支援と政策提言を行っています。

母子保健

母子保健

開発途上国で暮らす母親、新生児、子どもに、強固な保健システムに裏打ちされた質の高い、母子を中心とした継続的なサービスが提供されることを目指 して、住民、保健医療従事者、施設管理者、保健行政官の知識・技術・モチベーションの強化と、その人たちを取り巻く環境や制度の改善を、技術支援、研究、 ネットワークづくりなどを通じて支援しています。

疾病対策

疾病対策

開発途上国では、熱帯、僻地、貧困などの要因から多くの感染症が蔓延しています。その対策として、予防接種の普及やHIV/AIDS治療の推進など、さまざまな課題に取り組んでいます。

アジア、アフリカを中心に、三大感染症(エイズ、結核、マラリア)、インフルエンザ、ワクチン予防可能感染症、寄生虫疾患などに関するフィールド調査活動や 研究を行っています。また、サーベイランス、サービスの普及、社会啓発、アウトブレイク対応、研修管理、オペレーショナルリサーチなどの疾病対策に必要と されるスキルを活かし、開発途上国でのさまざまな感染症対策に対応できる体制を構築しています。

医療の質

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開発途上国で保健医療サービスが信頼され、安全、安心なケアが受けられるようにするためには、医療の質の改善が欠かせません。医療事故を防止するための患者安全、院内感染対策など、医療の質には様々な側面があります。医療の質の改善のためには、質を自ら把握して改善していく組織文化が求められます。5S-KAIZEN-TQMなど、日本には製造業から生まれたすぐれた質改善の手法があります。こうした手法を活用し、途上国の医療現場における質改善に取り組んでいます。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

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ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)とは、全ての人々が基礎的な保健医療サービスを、必要な時に、負担可能な費用で享受できる状態を指します。この概念は2030年までの国際的な開発目標である持続可能な開発目標(SDGs)のゴール3「すべての人々に健康と福祉を」の複数のターゲットの中に謳われています。保健医療サービスを受けられる人々が普遍的であること、サービス内容が必要なケアを含んでいることの他に、費用負担において医療保障制度による支払いが、人々の自己負担による支払いを負担可能なレベルに低減されることが求められます。NCGMはUHCの達成に必要な諸条件について研究を進めるとともに、国際社会のUHCの取り組みとパートナーシップを組みながら、UHCの達成に貢献して行きます。