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国立国際医療研究センターがベトナムに第2の拠点
-チョーライ病院との包括的協力協定を締結-

2014年9月26日

独立行政法人 国立国際医療研究センター

9月19日(金曜日)、独立行政法人国立国際医療研究センター(以下、NCGM)は、ベトナム南部のチョーライ病院(ホーチミン市)と研究、人材育成等に関する包括的協力協定を締結いたしました。協定書は、チョーライ病院にて春日雅人総長(写真左)とチョーライ病院のグエン・チュオン・ソン院長(写真右)が調印し、締結いたしました。

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チョーライ病院は、1971年から日本政府の無償資金協力で建設された南部ベトナム最大の病院です。1992年にやはり日本の援助で改修と機材供与がなされ、1995年から日本が支援する技術協力プロジェクトがはじまりました。この間にNCGMからはプロジェクト・チームリーダーや医師など70名以上の専門家を派遣し、チョーライ病院からは50名以上の研修員も受け入れてきました。現在、同病院はベトナム南部の基幹病院として医療および医療人材育成の中核としての地位を確立しており、同国の人々から高い信頼と知名度を獲得しています。技術協力プロジェクトを通じて育成した人材は南部ベトナムにおいて指導的役割を担うなど、ベトナムの保健医療分野に多大な貢献をしています。

この協定により、以前、NCGMが協力協定を締結したベトナム北部のハノイ市にあるバックマイ病院に加え、これまでの政府開発援助(ODA)の一環としての協力も含めて、医師、看護師等に対する医療技術や病院管理に関する技術指導や研修、あるいは感染症や生活習慣病への対策に関する共同研究や医療人材の育成など、ベトナム全体の保健医療の向上に向けてNCGMは協力活動を一層強化してまいります。

そして、ベトナムの保健医療の改善に向けて我々の持つ能力を最大限に活用し、両国の信頼関係の構築に一層貢献してまいります。

独立行政法人 国立国際医療研究センター

独立行政法人国立国際医療研究センター(NCGM)は、病院(新宿のセンター病院と市川市の国府台病院)、国際医療協力局、研究所、看護大学校などからなるナショナル・センターの一つです。厚生労働省や外務省、世界保健機関(WHO)を含む国連機関、国際協力機構(JICA)などと連携し、開発途上国の保健医療向上のための支援や国際保健分野の情報発信などを行っています。これまでに、ベトナムやカンボジア、ミャンマーなどのアジア地域、セネガルやザンビア、コンゴ民主共和国などのアフリカ地域、ボリビアやブラジル、ホンジュラスなどの中单米地域など、世界約130カ国・地域に専門家を派遣しています。これらの国々では診療技術の支援のほか、病院管理、地域保健医療システム強化、国の法制度整備などへの支援を行っています。また、日本や各国の保健医療援助に関する助言や提言、開発途上国からの人材受け入れと研修や、日本国内の保健医療協力人材の育成にも取り組んでいます。さらには、新型インフルエンザ対策やエボラ出血熱対策、海外邦人保護に関する支援、東日本大震災支援なども実施しています。

各国関係機関との協定締結

NCGMはより質の高い効果的な協力活動を推進するために、各国関係機関と協定締結を進めています。
(2014年9月現在:5カ国、6カ所)

  • ベトナム社会主義共和国:バックマイ病院、チョーライ病院
  • ミャンマー連邦共和国:保健省
  • ラオス人民民主共和国:パスツール研究所
  • カンボジア王国:国立母子保健センター
  • ネパール連邦民主共和国:トリブバン大学

本件に関するお問合せ先

独立行政法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修企画課
TEL:03-5273-6828(直通)
e-mail:info@it.ncgm.go.jp
〒162-8655 東京都新宿区戸山 1-21-1
担当:研修企画課長 明石 秀親(あかし ひでちか)
   国際派遣センター長 仲佐 保(なかさ たもつ)

取材に関するお問合せ先

国立国際医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
広報係長:三山 剛史(みやま つよし)
電話:03-5273-5258(直通) <9:00~17:00>
E-mail:tmiyama@hosp.ncgm.go.jp