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-オンラインコース- 2020年度 国際保健基礎講座 第6回 女性とこどもの健康改善

2020年12月25日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

  • 開講期間:2021年1月15日(金)~2月13日(土)
    講義Moodle + ライブ・ディスカッションMicrosoft Teams
  • 受講料:1,000円 ※学生500円

※本講座のMoodleによるオンライン講義および小テストは「2020年度 国際保健医療協力集中講座」と同じ内容です。

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、2021年1月15日(金)から2020年度 第6回 国際保健基礎講座「女性とこどもの健康改善」をオンラインで開催します。国際保健基礎講座は、2007年から開催しており、今年で14年目の開催となります。

講座は全9回。Moodleによる講義の視聴とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッションを組み合わせたWebによるセミナーです。Webによる講義の視聴に“参加型”の要素を組み合わせた構成で実施します。グローバルヘルスや公衆衛生を学んでいる方、国際保健医療協力に関心がある方どなたでも参加いただけます。興味のあるテーマ1回だけの受講も可能です。

第6回は「女性とこどもの健康改善」をテーマに開催します。
本講座では、まず初めに、母子保健の歩みを『死亡の削減』が目標の時代から現在までの潮流を国際的な取り組みや様々なデータを見ながら俯瞰し、一定の成果が得られた課題と現在へも引き継がれている課題は何かを考えます。

次に、『母子保健』から女性、こども及び10代の男女も含むすべての年齢の健康をより包括的に考える『ライフヘルスコースアプローチ』への変遷を、2015年、SDGsとともに国連総会で採択された『女性とこどもの健康の実現に向けたグローバル戦略(2016-2030)』を見ながら解説します。

最後に、女性とこどもの健康に関する新たな課題を、NCGM国際医療協力局が支援しているカンボジア王国における『女性のヘルスプロモーションを通じた包括的子宮頸がんサービスの質の改善プロジェクト(JICA草の根事業)』と、まさに今、世界が直面している新型コロナウイルスパンデミックなど、保健医療提供ニーズの急激な変化を事例に考えます。

講師は、伊藤(いとう)(とも)()医師と池本(いけもと)めぐみ助産師、菊池(きくち)識乃(しきの)看護師です。
伊藤医師は、周産期医療、小児・新生児医療の専門家で、ベトナム、カンボジアなどで母子保健活動などに長く従事するなど、国際保健政策・国際保健医療協力分野で豊富な経験をもっています。
池本助産師は、国際緊急援助隊・医療チームに登録されている災害看護学の実務家であり研究者です。JICAの課題別研修『アフリカ仏語圏地域 女性とこどもの健康改善』などの講師も務めています。
菊池看護師は、カンボジア王国における『女性のヘルスプロモーションを通じた包括的子宮頸がんサービスの質の改善プロジェクト(JICA草の根事業)』に取り組んでいる、看護とヘルスプロモーションの専門家です。

2020年度 第6回 国際保健基礎講座 「女性とこどもの健康改善」 は、以下の通りです。

2020年度 国際保健基礎講座
第6回 女性とこどもの健康改善

形  式

Moodleによる講義とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッション

開講期間

2021年1月15日(金)から年2月13日(土)まで受講可能
※ライブ・ディスカッションは2021年1月23日(土)14:00~14:30(予定)

募集人数

60人

募集期間

2020年12月25日(金)から2021年1月12日(火))
※定員に達し次第、募集を終了します。

受講料

1,000円 ※学生500円
※受講料は、受講決定後に振込口座をお知らせします。

参加要件

国際保健医療協力に興味をお持ちのすべての方。

参加条件

受講するために必要なパソコン、タブレット、スマートフォンなど通信機器、通信回線はご自身でご用意ください。
※推奨環境
【ブラウザ】Google Chrome(最新版)/ Microsoft Edge(最新版)
      Internet Explorer 11以降 / FireFox(最新版)/ Safari(最新版)
【OS】Androidスマートフォン・タブレット:Android 8.0以降
    iPhone・iPad:iOS 10以降
    パソコン / Windows:Windows 8.1以降 Apple製品:Mac OS X以降

参加申込

NCGM国際医療協力局ウエブサイトの「国際保健基礎講座 オンラインコース」から応募フォーム(Microsoft Forms)に必要事項を記入の上送信してください。
*受付完了後、受付完了をお知らせする自動送信メールが届きます。届かない場合には、「一般の皆さまからのお問い合わせ先」までご連絡ください。http://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/internal/event/030/index.html

※報道関係の皆さまのオブザーバー聴講は、無料です。
 聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールまたは電話でご一報ください。
・修了証書は発行されません。
・ライブ・ディスカッションへの参加はできません。

今後のスケジュール(予定)

  • 第 7 回 疾病対策概論
  • 第 8 回 もう迷わない!情報検索 虎の巻
  • 第 9 回 災害と公衆衛生危機
    ※第7回/第8回/第9回は同期間での募集、開講となります。
    ※ライブ・ディスカッションはそれぞれ個別のスケジュールで実施します。
    【開講期間】2021年3月1日(月)~3月30日(火)
          ※ライブ・ディスカッション(第7回):3月27日(土)13:00~13:30(予定)
          ※ライブ・ディスカッション(第8回):3月27日(土)14:00~14:30(予定)
          ※ライブ・ディスカッション(第9回):3月27日(土)15:00~15:30(予定)
    【募集期間】2021年2月8日(月)~2月24日(水)※各回定員(60名)となり次第締切

国際保健基礎講座について

いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能です。全9回の講座のうち8回以上出席した参加者には修了証書を発行します。
修了者は「国際保健医療協力研修」の講義が免除されるなど、国際医療協力局が実施する他の研修とも連動しています。

NCGM国際医療協力局について

NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際保健医療協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人 国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、低・中所得国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内外に向け、さまざまな講座や研修を提供しています。

一般の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課 研修事務局
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2742 
Email:kensyuka@it.ncgm.go.jp

報道関係の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課 
(こん) 弘人(ひろと)
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744、PHS:5525
Email:koho@it.ncgm.go.jp