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NCGM国立国際医療研究センターが「アラブ首長国連邦保健基金賞」を受賞しました。

第144回WHO(世界保健機関)執行理事会で、国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)が「アラブ首長国連邦保健基金賞」(UAE Health Foundation Prize)を受賞することが承認されました。

「アラブ首長国連邦保健基金賞」(UAE Health Foundation Prize)は、保健開発に対してとび抜けて優れた貢献をした個人、機関、組織に与えられるものです。
アラブ首長国連邦保健基金選出委員会は、2019年1月23日に会合を開き、7人の候補者について、理事からの技術的、専門的コメントを踏まえ審査を行いました。その結果、選出委員会は全会一致で2019年の「アラブ首長国連邦保健基金賞」について、国立国際医療研究センター(日本)とアスクワル・ヒロンガ医師(タンザニア)に授与するよう、WHO執行理事会に提案することを決定していました。
このアラブ首長国連邦保健基金選出委員会からの提案を受けて、2月1日に開催された第144回WHO執行理事会は、提案通り、NCGMとアスクワル・ヒロンガ医師への授賞を正式に承認しました。各受賞者には、2万米ドルの賞金が授与されます。 アラブ首長国連邦保健基金賞表彰は、5月の第72回WHO総会で行われます。授賞式は、5月24日(金)、スイス・ジュネーブのWHO本部で予定されています。NCGMからは、國土典宏理事長が出席する予定です。

WHO第144回理事会写真
第144回 WHO 執行理事会

 

第144回WHO執行理事会 事務局文書(日本語訳;要約)

国立国際医療研究センターは、日本ならびに国際医療協力局を通じた途上国の公衆衛生への貢献のためノミネートされた。

国立国際医療研究センター、および国際医療協力局は、日本の外務省国際協力局、ならびに国際協力機構などの実施機関、その他の援助機関やWHOを含む国際機関と協働している。NCGMは、技術支援、研究、研修を実施し、多くの領域でネットワークを構築している。それらの領域は、感染症対策、保健人材、母子保健、がん、心血管系疾患、高齢化、医療の質向上を含み、乳幼児死亡率を低減し、母性保健を改善し、疾病の伝搬を防止し、さらには持続可能な開発目標を進めることを目的としている。 さらにNCGMは、途上国政府、国際機関、援助機関と協調しながら、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けて活動している。

NCGMは、スタッフを短期、および長期の専門家として開発途上国に派遣し、知識やスキルを伝え、それらの国の人々に保健サービスを提供している。派遣期間中、それらの専門家はサーベイランス、サービス増進、社会的動員、アウトブレイク対応、研修管理、オペレーションリサーチなどの保健活動について、実施モデルを形成し、疾病対策のための政策提言を行っている。 NCGMは、延べ3600人以上の専門家を140か国以上に派遣してきた。また、140か国以上の開発途上国の保健職員延べ4100人以上に対して研修を実施してきた。一部の研修生は、母国で政府高官として活躍している。