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2018年度 国際保健基礎講座 第2回 感染症 vs 専門家!

2018年5月22日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター

  • 日 時:2018年6月23日(土)13:00~16:00
        2018年7月7日(土)13:00~16:00
    ※講師スケジュール都合のため日程が変更になりました。
  • 場 所:国立国際医療研究センター
        国際医療協力研修センター3階・会議室
  • 参加費:1,000円(教材費)
    ※学生割引 500円(当日、学生証提示)

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、7月7日(土)13:00 から16:00まで、2018年度 第2回 国際保健基礎講座 「感染症 vs 専門家!」を開催します。

国際保健基礎講座は、国際保健医療協力に関心がある人を対象に、国際保健医療に関連する基本的な知識や考え方を習得することを目標にしています。2007年から開催しており、今年で12年目の開催となります。

講座は1回3時間で全10回。講義、ワークショップ、ディスカッションなどを取り入れた“参加型”の構成で、 国際保健医療協力の現場での事例を交えた実践的な内容となっています。

今回のテーマは、感染症です。日本では2018年3月頃から、海外旅行客を発端にしたはしか(麻疹)の流行が問題になっています。また、アフリカ中部のコンゴ民主共和国では2018年5月8日に、保健省がエボラ出血熱の流行を宣言しました。奇しくも、今回の国際保健基礎講は、時宜を得たテーマとなりました。

具体的には、「感染症とは何か?」「世界の死亡原因と三大感染症」「薬剤耐性(AMR)」「抗微生物薬の適正使用」「感染管理・予防」「ワクチンとワクチン予防可能疾患」「国際的に脅威となる感染症」などについて、分かりやすく解説します。

当日は、受講者にはいくつかのグル―プに分かれていただき、「感染症にはどのような種類やタイプがあるのか?」「感染管理、特に手指衛生について、いつ、どこで、何を使って、そのように行うのが効果的なのか?」などについて、ディスカッションしていただきます。

講師の法月正太郎医師は、日本感染症学会感染症専門医、Certificate in Travel Health®、Certificate in Infection Controlなどの資格を持つ、感染症のスペシャリストです。これまでに、リベリア、シエラレオネ、べトナム、ラオス、パキスタン、ブラジルで感染症対策を実践してきました。現地での豊富な経験、事例を交えて、非医療職の方にも分かりやすく丁寧に講義を行います。

グローバルヘルスや公衆衛生を学んでいる方、国際保健医療協力に関心のある方、将来 海外で活躍したいと思っているけれど、きっかけがないと思っている方など、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。

第2回 国際保健基礎講座 「感染症 vs 専門家!」 の開催概要は、以下の通りです。

2018年度 国際保健基礎講座 第2回 感染症 vs 専門家!

日時

2018年6月23日(土)13:00~16:00
2018年7月7日(土)13:00~16:00
※講師スケジュール都合のため日程が変更になりました。
※12:30受付開始

場所

国立国際医療研究センター 国際医療協力研修センター3階・会議室
東京都新宿区戸山1-21-1

交通アクセス

地下鉄を利用の場合

都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分

都バスを利用の場合

  1. 新宿駅から(宿74系統)
    医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  2. 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
    新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  3. 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
    小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  4. 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
    牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分

講師

国際医療協力局 医師 法月 正太郎

定員

30人

参加申込

参加希望の方は、国際医療協力局ウエブサイトの以下URLからお申し込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeBq9Xz-7CHW9TM65_2-WtRX9-I5xuE39IZJRuVbjzqhXO9sA/viewform

※応募多数の場合、早めに登録を締め切る場合があります。
※応募多数のため、登録を締め切りました。

参加費

1,000円
※学生500円(当日、受付で学生証をご提示ください)
※参加費は当日、来場時に受付にてお支払いください。おつりのないようにご用意ください。

今後のスケジュール(予定)

テーマ日時
第3回 国際保健の潮流と国際機関の取り組み 2018年7月28日(土)
13:00~16:00
第4回 母子保健概論 2018年8月25日(土)
13:00~16:00
第5回 緊急援助隊の活動で見えたこと ~災害と公衆衛生危機~ 2018年10月27日(土)
14:00~17:00
第6回 途上国における医療の質改善 2018年11月17日(土)
13:00~16:00
第7回 実は要!国際保健と保健システム 2018年12月15日(土)
13:00~16:00
第8回 もう迷わない!情報検索 虎の巻 2019年1月26日(土)
13:00~16:00
第9回 フィールド調査 入門編! 2019年2月23日(土)
13:00~16:00
第10回 今日からあなたもプランナー 2019年3月23日(土)
13:00~16:00

※第5回だけ、開催時間が異なっています。ご注意ください。

国際保健基礎講座について

いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能ですが、全10回の講座のうち8回以上出席した参加者には修了証書を授与しています。
修了者は「国際保健医療協力研修」の講義期間が免除されるなど、国際医療協力局が実施する他の研修とも連動しています。

NCGM国際医療協力局について

NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修コースを提供しています。

本件に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明
TEL:03-3202-7181(PHS:5002)
e-mail:hmasuda@it.ncgm.go.jp