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2018年度 グローバルヘルス・メディアセミナー開催のご案内(全5回)

2018年9月27日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

なぜ、グローバルヘルスの向上、国際保健医療協力に取り組む必要があるのか
SDGs時代のグローバルヘルス、国際保健医療協力の基礎と潮流が分かる

開催日程 / テーマ

第1回

2018年10月18日(木)18:30~20:30
★テーマ:ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

第2回

2018年11月15日(木)18:30~20:30
★テーマ:保健人材

第3回

2018年12月13日(木)18:30~20:30
★テーマ:医療の質

第4回

2019年2月14日(木)18:30~20:30
★テーマ:疾病対策

第5回

2019年3月19日(火)18:30~20:30
★テーマ:母子保健

場所

国立国際医療研究センター国際医療協力研修センター棟3階・会議室


国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、10月から「2018年度 グローバルヘルス・メディアセミナー」(全5回)を開講いたします。報道関係の皆様から、広く参加者を募集いたします。

NCGM国際医療協力局は、1986年に設立した、保健医療分野において日本を代表する国際協力機関です。「地球上のすべての人々が健康な生活を送ることが等しくできるような世界を目指し、開発途上国をはじめとする世界の保健向上のために専門性を提供し、また、我が国にその経験を還元するというミッションのもと、厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るためのさまざまな支援活動を行っています。

今回メディアセミナーは、全5回を通して、グローバルヘルスの向上、国際保健医療協力に取り組む意義や重要性について、報道関係の皆様に理解していただくために実施するものです。

「持続可能な開発目標」(SDGs)が、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」において、2016年から2030年までの国際目標として定められ、グローバルヘルスや国際保健医療協力の新しいあり方が問われる時代になりました。公的機関が果たす役割や対応の変化、財政を含む他のセクターとの協力、民間機関の台頭と連携、市民社会や市民組織が果たす役割の拡大、先進国と途上国の枠を超えた世界共通課題への台頭など、SDGs達成に向けた時代におけるグローバルヘルスや国際保健医療協力には、健康(Health)という枠を超えた、新しい視点と取り組みが求められています。

こうした環境の中、今回のメディアセミナーでは、国際医療協力局がグローバルヘルスの重点分野として取り組んでいる「UHC」「保健人材」「医療の質」「疾病対策」「母子保健」をテーマとして、それぞれの現状と課題、世界的な潮流、具体的な活動をお伝えするとともに、国際医療協力局の展望などをお話しし、報道関係の皆様からのご意見もいただきながら議論を深めていきたいと考えています。多数の報道関係の皆様のご参加をお待ちしています。

2018年度 メディアセミナーの開催概要は、以下の通りです。

2018年度 メディアセミナー実施概要

第1回

2018年10月18日(木)18:30~20:30

テーマ

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

タイトル

なぜグローバルヘルスの向上、国際保健医療協力に取り組む必要があるのか?
保健システム構築は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成の要
~プライマリ・ヘルス・ケア(PHC)からSDGsまで、国際保健の潮流を辿る~

講師

野田 信一郎(国際医療協力局 展開支援専門職、UHCチーム長;医師)
元・JICAホンジュラス リプロダクティブヘルス向上プロジェクト
長期専門家:保健情報システム / 同 チーフアドバイザー
元・JICAラオス保健セクター事業調整能力強化 チーフアドバイザー

第2回

2018年11月15日(木)18:30~20:30

テーマ

保健人材

タイトル

UHCの達成、保健システムづくりにおいて、保健人材の開発は最重要課題のひとつ
保健人材開発の課題と世界的な潮流
~国際医療協力局が開発した人材開発分析モデル“ハウスモデル”について~

講師

永井 真理(国際医療協力局 国際連携専門職、保健人材チーム長;医師)
元・国境なき医師団
元・JICAカンボジア母子保健プロジェクト 保健システム強化専門家
元・JICAセネガル保健省官房 技術顧問
元・WHO西太平洋地域事務局 母子保健担当医官

第3回

2018年12月13日(木)18:30~20:30

テーマ

医療の質

タイトル

保健医療サービス向上にとって、医療の質の向上は不可欠
医療の質・安全分野におけるアプローチ
~医療事故防止に向けた患者安全、院内感染対策などの取り組み~

講師

五十嵐 恵(国際医療協力局 医療の質改善チーム長;看護師)
元・JICAベトナム新卒看護師のための臨床研修制度強化プロジェクト 看護教育専門家

第4回

2019年2月14日(木)18:30~20:30

テーマ

疾病対策

タイトル

“ダブル・バーデン”-21世紀の疾病対策は、感染症だけでは済まない
世界の疾病対策の現状と課題、そして世界的な潮流
~エイズ、結核、マラリア、インフルエンザ、ワクチン予防可能疾患、そして非感染性疾患(NCDs)~

講師

野崎 威功真(国際医療協力局 疾病対策チーム;医師)
JICAミャンマー感染症アドバイザー(2018年11月まで)
元・JICAザンビア HIV対策アドバイザー
元・JICAミャンマー 主要感染症対策プロジェクトⅡ チーフアドバイザー

第5回

2019年3月19日(火)18:30~20:30

テーマ

母子保健

タイトル

公衆衛生の中心課題であり続ける母子保健
世界の母子保健の現状と課題、そして世界的な潮流
~小児、母性保健から、新生児、10代男女の保健へ~

講師

岡林 広哲(国際医療協力局 母子保健チーム長;医師)
元・JICAラオス 子どものための保健サービス強化プロジェクト 小児保健専門家
元・JICAラオス保健セクター事業調整能力強化 小児保健専門家
元・JICAラオス 母子保健統合サービス強化プロジェクト チーフアドバイザー

場所

国立国際医療研究センター 国際医療協力研修センター3階・会議室
東京都新宿区戸山1-21-1

交通アクセス

地下鉄を利用の場合

都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分

都バスを利用の場合

  1. 新宿駅から(宿74系統)
    医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  2. 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
    新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  3. 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
    小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  4. 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
    牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分

募集人数

30人

※継続的に、グローバルヘルスについての学びを希望する報道関係の皆様。
全5回を通して、グローバルヘルス、国際保健医療協力の主要テーマについて、ご理解いただくことができます。可能であれば、全5回へのご出席をいただけましたら幸いです。

参加申込

参加ご希望の方は、以下URLからお申し込みください。

https://goo.gl/forms/tntsIlCYmTxkfJvs1

NCGM国際医療協力局について

NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修コースを提供しています。

報道関係の方からのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明
TEL:03-3202-7181(内線:2744、PHS:5002)
e-mail:koho@it.ncgm.go.jp