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2018年度 国際保健基礎講座 第7回 実は要!国際保健と保健システム
2018年11月6日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
- 日 時:2018年12月8日(土)13:00~16:00
- 場 所:国立国際医療研究センター
国際医療協力研修センター3階・会議室 - 参加費:1,000円(教材費)
※学生割引500円(当日、学生証提示)
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、11月17日(土)13:00から16:00まで、2018年度 第7回 国際保健基礎講座 「実は要!国際保健と保健システム」を開催します。
国際保健基礎講座は、国際保健医療協力に関心がある人を対象に、国際保健医療に関連する基本的な知識や考え方を習得することを目標にしています。2007年から開催しており、今年で12年目の開催となります。
講座は1回3時間で全10回。講義、ワークショップ、ディスカッションなどを取り入れた“参加型”の構成で、国際保健医療協力の現場での事例を交えた実践的な内容となっています。
今回のテーマは、“保健システム”です。国際保健の大切な概念である「保健システム」について学び、開発途上国での健康改善の取り組みにおける、保健システムの役割と課題、その解決策について、専門家と共に考えます。
講義では、“保健システムとは何か?”について、システムの概念から保健システムについて考察し、WHO(世界保健機関)の提唱する保健システムフレームワーク である「6ブロックモデル」 に基づき、保健システムを構成する要素について解説します。その後、国際保健課題としての“保健システム強化“として、システム強化アプローチ (水平アプローチ) と疾患別アプローチ (垂直アプローチ)について説明。併せて、国際保健発展の歴史を振り返ることにより、国際保健課題としての“保健システム強化”について概観します。保健システム強化の具体的な活動例として、ミャンマーでの結核保健情報システム導入についてご紹介します。
グループワークでは、WHO保健システムフレームワーク 「6ブロックモデル」の中から1つのブロックに焦点を当てた、短いシナリオと課題を用意。発生した“問題”の原因と解決策について、参加の皆さんと一緒に考えます。
講師の野崎威い功く真ま医師は、小児保健、感染症対策(HIV)の専門家です。ボリビア、タイ、カンボジア、ベトナムなどで、JICA事業や研究活動などに携わりました。アフリカ・ザンビアでHIV対策の専門家として活動したほか、本年11月までJICAミャンマー感染症アドバイザーを務めています。今回の基礎講座は、日本に帰任しての開催になります。
グローバルヘルスや公衆衛生を学んでいる方、国際保健医療協力に関心のある方、将来 海外で活躍したいと思っているけれど、きっかけがないと思っている方など、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。
第6回 国際保健基礎講座の開催概要は、以下の通りです。
2018年度 国際保健基礎講座
2018年度 国際保健基礎講座 第7回 実は要!国際保健と保健システム
日時
2018年12月8日(土) 13:00~16:00
※12:30受付開始
場所
国立国際医療研究センター 国際医療協力研修センター3階・会議室
東京都新宿区戸山1-21-1
交通アクセス
地下鉄を利用の場合
都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分
都バスを利用の場合
- 新宿駅から(宿74系統)
医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
講師
国際医療協力局 医師 野崎
募集人数
30人
参加申込
参加希望の方は、国際医療協力局ウエブサイトの以下URLからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSesigQx2dFBC4TcI6JKhRoVXPVtizGR549wZnsOZ7qcZXkhig/viewform
※応募多数の場合、早めに登録を締め切る場合があります。
参加費
1,000円 ※学生500円(当日、受付で学生証をご提示ください)
※参加費は当日、来場時に受付にてお支払いください。おつりのないようにご用意ください。
今後のスケジュール(予定)※当初の予定から、一部のテーマが変更(入替)になりました。
回 | テーマ | 日時 |
---|---|---|
第8回 | もう迷わない!情報検索 虎の巻 | 2019年1月26日(土) 13:00~16:00 |
第9回 | フィールド調査 入門編! | 2019年2月23日(土) 13:00~16:00 |
第10回 | 今日からあなたもプランナー | 2019年3月23日(土) 13:00~16:00 |
※報道関係の皆様のオブザーバー聴講は、無料です。
聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールまたは電話でご一報ください。
国際保健基礎講座について
いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能ですが、全10回の講座のうち8回以上出席した参加者には修了証書を授与しています。
修了者は「国際保健医療協力研修」の講義期間が免除されるなど、国際医療協力局が実施する他の研修とも連動しています。
NCGM国際医療協力局について
NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修コースを提供しています。
★一般の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課
研修事務局
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2738、PHS:5173
e-mail:kensyuka@it.ncgm.go.jp
★報道関係の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明、
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744、PHS:5002
e-mail:hmasuda@it.ncgm.go.jp