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2018年度 国際保健基礎講座 第9回 フィールド調査 入門編
~国際医療協力のフィールドとは何か? 専門家はどのように調査を行っているのか?~
2019年1月22日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
- 日 時:2019年2月23日(土)13:00~16:00
- 場 所:国立国際医療研究センター
国際医療協力研修センター3階・会議室 - 参加費:1,000円(教材費)
※学生割引500円(当日、学生証提示)
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、2月23日(土)13:00から16:00まで、2018年度 第9回 国際保健基礎講座 「フィールド調査 入門編」を開催します。
国際保健基礎講座は、国際保健医療協力に関心がある人を対象に、国際保健医療に関連する基本的な知識や考え方を習得することを目標にしています。2007年から開催しており、今年で12年目の開催となります。
講座は1回3時間で全10回。講義、ワークショップ、ディスカッションなどを取り入れた“参加型”の構成で、国際保健医療協力の現場での事例を交えた実践的な内容となっています。
今回のテーマは、“フィールド調査”です。国際保健の専門家が行うフィールド調査について、開発途上国での感染症対策における実際の調査事例をもとに、その基本を学んでいただきます。
国際保健、公衆衛生の分野において、専門家として途上国で活動するためには、疫学に関する基礎知識は必須です。講義では疫学的手法の基本も含め、分かりやすく解説します。
グループワークでは、調査計画の立案や準備、想定外の事態が起きた場合を想定。実際に行われた事例やそこから学ばれた教訓をもとに、実際のフィールド調査の現場では、どのようなものを準備する必要があるか、対応はどうするべきかなどを議論していただきます。
講師の駒田謙一医師は、ラオス保健省と合同で同国初のB型肝炎に関する全国有病率調査を実施した専門家です。ザンビアでは、保健省とともにHIVエイズケアサービス管理展開プロジェクト(JICA)のチーフアドバイザーとして抗レトロウイルス療法の普及に努めるなど、疾病対策、特に感染症対策について開発途上国での経験があります。
今回の講座は、国際医療協力におけるフィールド調査を計画・実施し、分析結果を論文発表するとともに、エビデンスに基づいた政策提言に繋げていくというプロセスに触れていただく、またとない機会です。
グローバルヘルスや公衆衛生を学んでいる方、国際保健医療協力に関心のある方、将来海外で活躍したいと思っているけれど、きっかけがないと思っている方など、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。
第9回 国際保健基礎講座「フィールド調査 入門編」の開催概要は、以下の通りです。
2018年度 国際保健基礎講座
第9回 フィールド調査 入門編~国際医療協力のフィールドとは何か? 専門家はどのように調査を行っているのか?~
日時
2019年2月23日(土) 13:00~16:00
※12:30受付開始
場所
国立国際医療研究センター 国際医療協力研修センター3階・会議室
東京都新宿区戸山1-21-1
交通アクセス
地下鉄を利用の場合
都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分
都バスを利用の場合
- 新宿駅から(宿74系統)
医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
講師
国際医療協力局 医師 駒田 謙一
募集人数
30人
参加申込
参加希望の方は、国際医療協力局ウエブサイトの以下URLからお申し込みください。
https://goo.gl/forms/272w3nSLDaZtWheJ2
※応募多数の場合、早めに登録を締め切る場合があります。
参加費
1,000円 ※学生500円(当日、受付で学生証をご提示ください)
※参加費は当日、来場時に受付にてお支払いください。おつりのないようにご用意ください。
今後のスケジュール(予定)※当初の予定から、一部のテーマが変更(入替)になりました。
回 | テーマ | 日時 |
---|---|---|
第10回 | 今日からあなたもプランナー | 2019年3月23日(土) 13:00~16:00 |
※報道関係の皆様のオブザーバー聴講は、無料です。
聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールまたは電話でご一報ください。
国際保健基礎講座について
いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能ですが、全10回の講座のうち8回以上出席した参加者には修了証書を授与しています。
修了者は「国際保健医療協力研修」の講義期間が免除されるなど、国際医療協力局が実施する他の研修とも連動しています。
NCGM国際医療協力局について
NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修コースを提供しています。
★一般の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課
研修事務局
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2738、PHS:5173
e-mail:kensyuka@it.ncgm.go.jp
★報道関係の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明、
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744、PHS:5002
e-mail:hmasuda@it.ncgm.go.jp