コンテンツにジャンプ

トップページ > NCGMセンター病院で国際臨床フェロープログラム参加者の二次募集を開始します

NCGMセンター病院で国際臨床フェロープログラム参加者の二次募集を開始します

【二次募集:応募締切 10月16日】
臨床の医師の専門性向上と国際協力業務を両立できるNCGMならではの国際臨床フェロープログラム参加者の二次募集を開始します。

国際臨床フェロープログラムとは、NCGMセンター病院フェロープログラムの一部であり、所属する診療科での勤務に加えて、国際医療協力局にて国際医療協力業務に従事するフェロープログラムです。プログラムの3年間で専門医資格の取得など臨床分野の専門性向上のための病院業務とグローバルヘルス関連業務を経験することができます。

プログラムの概要

グローバル化や高齢化の急速な進展とともに国内外の保健医療課題は大きく変化し、国際医療協力においても、より高度な専門性が求められるようになっています。本プログラムはこうした変化に対応し、新専門医制度の導入に併せて開設されました。NCGMセンター病院の3年間のフェロープログラムのうち、主に2年目に国際医療協力局で活動します。臨床医として必要な知識・技術の向上を図るとともに、国際保健医療問題について対応できるグローバルな視点を併せ持つ人材となることを目的とします。

研修内容と到達目標

研修内容:本プログラムは診療科と国際医療協力局の強い連携の下に、臨床能力の向上を図りつつ、国際保健医療については国際医療協力の現場体験を含め段階的に学びます。

到達目標:臨床専門医としての知識・技術を向上し、国際保健医療協力についての基本を理解することにより、自らの専門分野に関する国際保健医療の課題に対応できるようにします。

プログラム内容

  • 本フェロープログラムの研修期間は2021年(令和3年)4月1日から3年間とする。
  • フェロー1年次:センター病院の各診療科に在籍する。臨床研修を継続し、未取得のものは専門医資格を取得する。1カ月間を目安に、国際医療協力局が主催する各種研修を受講や、協力局が関与している国際医療協力関連の技術協力プロジェクト等に参加する。
  • フェロー2年次:1年を通して国際医療協力局に在籍する。国際医療協力局の業務に携わるとともに、6カ月間を目安に海外の技術協力プロジェクトや国際機関等で活動を行う。
  • フェロー3年次:センター病院の各診療科に在籍する。主として臨床業務に従事しつつも、3カ月間を目安に発展的海外活動をおこなう。※実際の活動期間・活動内容は、所属診療科と相談の上、決定します。
    ※協力局での活動中も、所属診療科と相談の上、専門医の資格維持に必要な活動については考慮します。

国際医療協力局での活動(例)

国内

  • 研修参加
    国際保健医療協力研修(海外研修を含む)
    国内保健行政研修(行政機関での業務体験等)
  • 研修実施支援(仏語圏アフリカ母子保健研修など)
  • 研究・学会参加(日本国際保健医療学会など)

国外

  • 開発途上国での業務:国際機関(WPRO/WHO・UNICEFなど)や協力局員が派遣されているJICAプロジェクトなどでインターン等を経験
  • 国際展開推進事業への参加(海外での臨床指導)
  • 調査・研究への参加
  • 国際会議への参加

対象者

  • 本プログラムは、NCGMセンター病院フェロープログラムの一部です。 単独での運営はしていません。
  • 本プログラムの対象者は、基本領域専門研修を修了し、専門医資格を取得済みまたは取得予定者のうち、国際保健医療・グローバルヘルスに強い関心と意欲を有し、海外での活動に必要な外国語能力を有すること(英語の場合TOEIC640点以上、またはTOEFL iBT61点、PBT500点, CBT173点以上)応募に際して証明書を提出

応募方法

以下の書類を提出して下さい。

1. 専門研修申込書 (当センター指定用紙 添付1、本人自筆)
2. 履歴書(当センター指定用紙 添付2、本人自筆、写真貼付)
3. 所属長推薦状(様式自由、国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院長 杉山 温人 あて)
 ※所属長名は、所属医局長、又は、現在所属している施設の長あるいは診療科長でお願いします。
4. 出身大学卒業証書の写し(A4判に縮小コピーすること)、もしくは卒業証明書(原本)
5. 医師免許証の写し(A4判に縮小コピーすること)
6. 保険医登録票の写し(現任地のもの。A4判用紙にコピーすること)
7. 臨床研修修了証の写し(病院発行のもの)・臨床研修修了登録証の写し(厚労省発行のもの)のどちらか一方
8. 国際分野小論文課題(当センター指定用紙 添付3
9.研修内容調査票(当センター指定用紙 添付4

※3~7の書類を応募締切までに用意できない場合はその旨、下記問い合わせs先に問い合わせること。

※8~9の書類は選考に使用されますので、そのおつもりでご記載ください。

※応募時点で当センター在籍の臨床研修医・レジデントは、3~7の提出は不要。

※書類はホチキス止めしないこと。


応募書類提出先

 〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
 国際医療協力局 研修課 宛

※封筒表面に「国際臨床フェロー応募書類」と朱書きし、簡易書留とする

応募締切

2020年10月16日(金曜日)17時必着
面接等の選考の具体的の日程は応募者に追って連絡します。

問い合わせ先

国際医療協力局研修課
メール;kensyuka@it.ncgm.go.jp
電話:03-3202-7181
応募を検討されるにあたりご希望がある方は面談してお話や施設見学等可能です。
その場合もこちらに問い合わせお願いいたします。

プログラム責任者

三好 知明(国際医療協力局 人材開発部部長)
メール;c-miyoshi@it.ncgm.go.jp

※参考資料として過去の報告書はこちらにあります。参考までにご覧ください。

2019年度(PDF:5521KB)
 http://kyokuhp.ncgm.go.jp/library/other_doc/2019_rejident_houkokusyo.pdf 
2018年度(PDF:5480KB)
 http://kyokuhp.ncgm.go.jp/library/other_doc/2019/2018_rejident_houkokusyo.pdf