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2023年度 第3回L'amicale de la Santé en Afrique Francophone(通称LAF会)を開催しました

2023年度 第3回L'amicale de la Santé en Afrique Francophone(通称LAF会)を開催しました

NCGM国際医療協力局は、12月21日(木)に今年度3回目のL'amicale de la Santé en Afrique Francophone(通称LAF会)をオンラインで開催しました。
LAF会は、仏語圏アフリカの健康について、日本語で語り合いたい人々の親睦会です。2010年から活動を開始し、メンバーは現在約440名です。

長崎大学熱帯医学研究所 日達真美(ひたちまみ)さんをスピーカーとしてお招きし「子どもの栄養に関する研究~より効果的な介入を目指して~」をテーマにお話いただきました。
前回に引き続きメインテーマは「子どもの栄養」です。子供の低栄養は西アフリカにおいても重要な健康問題であり、様々なアクターがこの問題解決のために様々な多岐にわたる活動を行っています。
今回は日達さんがニジェールで青年海外協力隊として日々生活を送る村人たちとの関わりで感じた「現場」とセネガルでUNV(国連ボランティア)としてかかわった国レベルの「政策」のギャップについてもお話いただきました。そのギャップを埋め、橋渡しが出来ないかを考え「現場での経験と気づき」を「アカデミアでの研究テーマ」とし、さらに、「現場」に生かすべく「支援」に取り組んでいる姿勢が、ニジェールでの「完全母乳育児の啓発活動」のお話、国連WFPのセネガルでの活動を事例とした「援助方法の転換」のお話と共にとても印象的でした。
「支援の在り方」、「現場」と「アカデミア」がつながることの意味、意義、重要性を改めて考える機会となりました。

今回も保健医療従事者、栄養関連の方、企業の方、報道関係者など50名の皆さまに参加いただきました。参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 LAF会は不定期で開催しており、今年度は今回の開催が最後です。 来年度も引き続き、皆さまの学びや現場での活動のお役に立てるような企画を考えていきたいと思います。詳細が決まりましたら、NCGM国際医療協力局Webサイトでご案内します。

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お問合わせ

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局 LAF会
e-mail:tenkaiseminar@it.ncgm.go.jp