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2023年度 第1回仏語圏アフリカ国内保健人材ネットワーク定例会(通称LAF会)を開催しました
NCGM国際医療協力局は、7月6日(木)に、今年度1回目のL'amicale de la Santé en Afrique Francophone(通称LAF会)をオンラインで開催しました。LAF会は、仏語圏アフリカの健康について、日本語で語り合いたい人々の親睦会です。2010年から活動を開始し、メンバーは現在約400名です。
今回は、ユニセフ西中央アフリカ地域事務所 木多村知美さんをスピーカーとしてお招きし、早朝のセネガルから「2030年までに予防できる新生児死亡と死産児をなくすために」をテーマにお話しいただきました。木多村さんから、カメルーンでの、早く小さく生まれた赤ちゃんへのケアの一つであるカンガルーマザーケアの県病院、郡病院、さらにはコミュニティや家庭での取り組み、また父親の関わりなど多層的、多面的な取組について映像を交えながら紹介いただきました。また、お話の後の意見交換、質疑応答では、言語も文化的背景も保健医療の状況も異なる西中央アフリカ地域24カ国を所管するユニセフ西中央アフリカ地域事務所の各国事務所との連携や肌の露出を忌避するイスラム文化圏での事例などにも話が及び、とても刺激的な会となりました。
時差もある中、海外からの参加も含め、48名の皆さまに参加いただきました。参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
LAF会は不定期で開催しています。今年度は今回を含め3回開催させていただく予定です。次回の開催の詳細が決まりましたら、NCGM国際医療協力局Webサイトでご案内します。
木多村知美氏(写真:上段左)と参加者の皆さま
お問合わせ
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局 LAF会
e-mail:tenkaiseminar@it.ncgm.go.jp