国際医療協力局とは
低・中所得国の医療や保健衛生の向上を図るために さまざまな支援を行っています。
世界には、貧困から人々が十分な医療を受けられない国や、安全な妊娠・出産ができない国、予防・治療が可能なはずの感染症で長生きできない国が数多くあります。
国際医療協力局は、こうした国の人々の健康を守るために、主に母子保健、疾病対策、保健医療人材、医療の質、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの分野で、さまざまな支援を行っています。
1986年の創立以来、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関として、厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、低・中所得国での技術協力プロジェクトへの専門家派遣、国内外の保健医療人材の育成、国際保健医療の研究を通じて国際協力を行っています。
また、世界各地で勃発する自然災害や感染症大流行などによる、多くの人の健康を脅かす危機にも、医療チームを派遣し救援にあたる活動を続けています。
あらゆる国の人々が格差なく、健康に暮らせるようになること。
そのために私たち国際医療協力局は、『生きる力をともに創る』をモットーに、戦略性と品格を兼ね備えた質の高い国際協力を推進しています。
基本データ
2023年2月現在
組織名
国立研究開発法人国立国際医療研究センター 国際医療協力局
National Center for Global Health and Medicine
Bureau of International Health Cooperation, Japan
所在地
東京都新宿区戸山1-21-1
国立国際医療研究センター 研修センター3F MAP
事業内容
低・中所得国における医療・保健衛生の向上のためのプロジェクト実施、人材育成、 研究および健康危機に対する緊急援助活動。日本の医療技術等を低・中所得国をはじめ国際的に展開する事業の推進。
組織図および職員数
62名
医師28名(歯科医師含む)看護職12名、薬剤師・診療放射線技師2名、研究職4名、事務職16名
グローバルヘルス政策研究センターiGHP 職員18名
専門家派遣数
研究論文数
36本(英文31本/和文5本) (2022年度)
46本(英文38本/和文8本) (2021年度)
43本(英文33本/和文10本)(2020年度)
26本(英文20本/和文6本) (2019年度)
16本(英文12本/和文4本) (2018年度)
34本(英文26本/和文8本) (2017年度)
21本(英文17本/和文4本) (2016年度)
33本(英文23本/和文10本)(2015年度)
31本(英文17本/和文14本)(2014年度)
43本(英文31本/和文12本)(2013年度)