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バングラデシュ グラミングループ グラミン・カリヤン財団に病院用ベッド100台を寄贈

2012年2月21日

独立行政法人 国立国際医療研究センター

独立行政法人 国立国際医療研究センター[所在地:東京都新宿区、総長:桐野 髙明(以下、NCGM)]は、グラミングループの保健福祉財団「グラミン・カリヤン(Grameen Kalyan)」がバングラデシュで運営する病院にベッド100台ほかを寄贈いたします。

グラミン・カリヤン財団は、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が設立したグラミングループの保健福祉部門で、バングラデシュ農村部で約30カ所の診療所を運営し、貧困に苦しむ地域の人々に良質な医療サービスの提供を行っています。
NCGMは、2010年7月に来日したユヌス氏による招待講演を開催したことをきっかけにグラミングループと保健医療分野での共同事業を実施するなど良好な関係を築いており、「医療協力を通じて国際社会との懸け橋になる」というNCGMの理念に基づき、グラミン・カリヤン財団へ病院備品の寄贈を行う運びとなりました。

寄贈品は、NCGMの病棟改修工事に伴い不要となる、電動ベッド100台、心電図3台、点滴器具等です。2011年12月24日に横浜港を出発し、2012年1月11日にバングラデシュのチッタゴン港に到着し、いよいよ通関を終えて現地の病院へと今後搬入されます。なお、今回の寄贈は、パラマウントベッド株式会社がベッドに使用するマットレス100台分を無償提供し、株式会社阪急阪神エクスプレス社が輸送費用をCSR(企業の社会的責任)の一環として一部負担するなど、NCGMの理念に賛同していただいた各社の協力を得て実現しています。

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    解体されたベッド

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    センター病院からの搬出

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    コンテナに積み込む

また、グラミングループからは、2月16日~3月2日までグラミンカレドニア看護大学の教官2名(事務局長および講師)が来日し、国立看護大学校にて研修を行うほか、23日(木曜日)にNCGMを訪問・見学する予定です。NCGMは、保健医療分野の国際協力における日本を代表する拠点として、今後も様々なかたちで開発途上国のために効果的な支援を続けてまいります。

取材に関するお問合せ先

国立国際医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
広報係長:西澤 樹生(にしざわ たつき)
電話:03-3202-7181(代表) <9:00~17:00>
E-mail:press@hosp.ncgm.go.jp