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ユニクロのソーシャルビジネスとコラボレーション
カンボジア国立母子保健センターに女性向けサニタリーグッズを寄贈

2012年3月9日

独立行政法人 国立国際医療研究センター

独立行政法人 国立国際医療研究センター[所在地:東京都新宿区、総長:桐野 髙明(以下、NCGM)]国際医療協力部は、アパレル小売業の株式会社 ファーストリテイリングの協賛を得て、カンボジア国立母子保健センターに女性向けサニタリーグッズを寄贈いたします。

20120309_1.jpg寄贈する女性向けサニタリーグッズは、生理用布ナプキンとショーツ200セットで、ファーストリテイリンググループとグラミン銀行グルー
プによるソーシャルビジネスを行うための合弁会社『グラミンユニクロ』(http://www.grameenuniqlo.com/jp/)が開発・生産したものです。
 グローバルにCSR(企業の社会的責任)活動を推進するファーストリテイリング社が、NCGM国際医療協力部の開発途上国における国際協力活動に賛同し、カンボジアの女性のために製品を寄附していただく運びとなりました。
NCGM国際医療協力部が、カンボジア国立母子保健センターからの要望に応えるべく、同社と協力して初めて実現する企画です。寄贈品は同センターが3月8日の「国際女性デー」(1975年に国連が定めた世界の女性のための記念日)に合わせて開催するイベントに来場した現地の女性たちに配布されます。

20120309_2.jpgカンボジアでは、妊産婦の死亡件数は依然として多く、2010年のデータでは、出生10万件あたり206件発生しています(日本では同10件以下)。カンボジア国立母子保健センターは、年間6,000件以上の出産数を誇る産婦人科病院で、医学部・看護学校からの学生教育、産婦人科医師や助産師の研修を行うほか、保健省が管轄する母子保健行政の一部を担っています。NCGM国際医療協力部は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)のプロジェクトを通じて、1992年よりカンボジアに保健省アドバイザーを派遣するなど、同国の母子保健の向上を支援する活動を続けています。

NCGM国際医療協力部は、「生きる力をともに創る」をモットーに、保健医療分野の国際協力における日本を代表する拠点として、今後も様々なかたちで開発途上国のために効果的な支援を続けてまいります。

取材に関するお問合せ先

国立国際医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
広報係長:西澤 樹生(にしざわ たつき)
電話:03-3202-7181(代表) <9:00~17:00>
E-mail:press@hosp.ncgm.go.jp