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第7回 織田記念国際シンポジウム 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた健康危機・医療への備え
2018年8月30日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
- 申し込み数が会場定員を超えたため、受付を終了いたしました。ご了承ください。
- 日 時:2018年10月19日(金)13:00~18:10
- 場 所:国立国際医療研究センター
国際医療協力研修センター5階・大会議室 - 参加費:無料(事前登録制)
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)は、10月19日(金)13時から18時10分まで、第7回 織田記念国際シンポジウム「2020年 東京オリンピック・パラリンピックに向けた健康危機・医療の備え」を開催いたします
NCGMは、2013年6月に解散した財団法人 国際協力研究振興財団の医学向上に対する精神を受け継ぎ、解散時に財団からNCGMへ提供された寄付金を医学向上のため有効利用するため、2012年から織田記念国際シンポジウムを開催してきました。今回で7回目の開催になります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、IoT(Internet of Things;モノのインターネット)、AI(Artificial Intelligence;人工知能)等が新たなライフスタイルを形成する中で開催されます。このような国際的な大イベントでは、マスギャザリング(集団形成)によって起こり得る健康危機への備えが非常に重要です。
今回の織田記念国際シンポジウムでは、過去の五輪における公衆衛生対応を学び、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた感染症対策、救急医療提供体制、外国人への医療提供体制について検討し、議論いたします。
第1部は、基調講演「2012年ロンドンオリンピックにおける公衆衛生対応能力強化」として、Public Health England(イングランド公衆衛生庁)でマスギャザリングとGlobal Health Security(世界健康安全保障)に関するWHO協力センター長を務めるMs. Tina Endericksから、ロンドン五輪での経験を踏まえてマスギャザリング全般について講演していただき、重要なトピックスについての問題提起をしていただきます。
引き続いて行われるセッションでは、第2部は「感染症対策」について、第3部は「救急医療提供体制」について、第4部は「外国人への医療提供体制の構築に向け」について、各分野の国内外の専門家によるパネルディスカッションを行います。
WHO西太平洋地域事務局(WPRO)、国際オリンピック委員会(IOC)、韓国延世大学校の専門家が国内の専門家と一緒に、マスギャザリングによる健康危機について議論を展開する貴重な機会です。
どなたでも、無料でご参加いただけます。聴講希望の方は、ウエブサイトから事前登録をお願いいたします。
第7回 織田記念国際シンポジウムの開催概要は、以下の通りです。
第7回 織田記念国際シンポジウム
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた健康危機・医療への備え
日時
2018年10月19日(金) 13:00~18:10
場所
国立国際医療研究センター 国際医療協力研修センター5階・大会議室
東京都新宿区戸山1-21-1
交通アクセス
地下鉄を利用の場合
都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分
都バスを利用の場合
- 新宿駅から(宿74系統)
医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
言語
日英同時通訳
当日スケジュール
13:00 開会
※総合司会:日下英司 NCGM国際医療協力局長
開会挨拶:國土典宏 NCGM理事長
来賓挨拶:池田千絵子 厚生労働省 国際保健担当総括審議官
13:10 第1部 基調講演
「2012年ロンドン五輪における公衆衛生対応能力強化」
- Ms. Tina Endericks
Director, WHO Collaborating Centre on Mass Gatherings and Global Health Security, Public Health England
[座長]三好知明 NCGM国際医療協力局 人材開発部長
14:00 第2部 パネルディスカッション
「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた感染症対策」
- 2020年東京オリンピックに向けた感染症対応体制の構築について
三宅邦明 厚生労働省 結核感染症課長 - アジア太平洋新興感染症・公衆衛生危機戦略(APSED Ⅲ)とマスギャザリング
Dr. Thilaka Chinnayah
Medical Officer for International Health Regulation, WHO Health Emergencies Programme, World Health Organization Regional Office for the Western Pacific - マスギャザリングにおける感染症サーベイランスの強化について
和田耕治 国際医療福祉大学 医学部 公衆衛生学教授 - 生物テロとその対策
齋藤智也 国立保健医療科学院 健康危機管理研究部
[座長]明石秀親 NCGM国際医療協力局 運営企画部長
15:20 休憩
15:35 第3部 パネルディスカッション
「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた救急医療提供体制」
- アカデミアから提案する救急医療提供体制
横田裕行 日本医科大学付属病院 救急救命科 - オリンピック・パラリンピックの救急医療提供体制:NCGMができること
佐々木亮 NCGMセンター病院 救命救急センター - オリンピック・パラリンピックにおけるアスリートに対する救急医療
Dr. David Zideman
Consultant in Anaesthesia and Pre-Hospital Emergency Medicine,International Olympic Committee
[座長]木村昭夫 NCGMセンター病院 救命救急センター長
16:40 第4部 パネルディスカッション
「2020年 東京オリンピック・パラリンピックに向けた外国人への医療提供体制の構築に向けて」
- NCGMにおける外国人への診療提供体制について
大曲貴夫 NCGMセンター病院 副院長、国際感染症センター長 - 2020東京オリンピック・パラリンピックに向けた外国人への医療提供体制の構築
高崎洋介 厚生労働省 医政局 国際医療展開推進室長 - 2018ピョンチャン冬季オリンピック・パラリンピックにおける外国人への医療提供体制
Prof. Kang Hyun Lee
Dean, Wonju College of Medicine, Yonsei University - AIを活用した多言語音声翻訳による病院での外国人対応への取り組み
長瀬友樹 富士通研究所 人工知能研究所 特任研究員
[座長]藤田則子 NCGM国際医療協力局 連携協力部長
大曲貴夫 NCGMセンター病院 副院長、国際感染症センター長
18:00 総括
※総合司会:日下英司 NCGM国際医療協力局長
閉会挨拶:春日雅人 NCGM名誉理事長
18:10 閉会
参加費
無料 (事前登録制)
※参加ご希望の方は、以下URLから事前登録をお願いします
https://goo.gl/forms/sNWEcsrYTGzPBmw33
申し込み数が会場定員を超えたため、受付を終了いたしました。ご了承ください。
NCGM国際医療協力局について
NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修コースを提供しています。
★一般の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
TEL 03-3202-7181(代表)[内線]2743
e-mail:info@it.ncgm.go.jp
★報道関係の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明
TEL 03-3202-7181(代表)[内線]2744 [PHS]5002
e-mail:koho@it.ncgm.go.jp