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国際医療展開セミナー WHOの医療機器に関する認証とWHOの途上国向け機器要覧掲載促進セミナー
[第1弾]結核対策関連医療機器編

2018年10月18日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター

  • 日 時:2018年11月21日(水)14:00~17:30
  • 場 所:国立国際医療研究センター
        研究所地下1階・会議室AB
  • 参加費:無料

スケジュール変更/お詫び

本セミナー講師として、コンゴ民主共和国からも、医療機器類の法規制当局関係者を招く予定でしたが、残念ながら講師の都合により急遽来日できなくなりました。以下、赤字のように、一部スケジュールを変更しましたのでご留意ください。

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、11月21日(水)14:00から17:30まで、国際医療展開セミナー「WHOの医療機器に関する認証とWHOの途上国向け機器要覧掲載促進セミナー」の第1弾として「結核対策関連医療機器編」を開催します。

国際医療展開セミナーは、保健医療分野において日本の製品や技術等が、開発途上国に対してどのように展開できるのかをテーマに開催しているセミナーです。2015年から、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、アフリカなどをテーマに開催してきました。今回で8回目の開催になります。

適切な病気の予防、診断、治療の国際的な需要増加に伴い、医療機器の需要は伸展しています。一方、途上国、とりわけアフリカ諸国では医療機器法規制当局が存在しないか、存在していても十分に機能していないことも稀ではありません。そのような環境の国々では、WHO(世界保健機関)による認証、推奨、及びWHOの医療機器便覧の掲載が医療機器の許認可に大きな影響を持っています。同時に、国連機関による医療機器類調達目録掲載には、これらのWHOの認証や推奨の取得が不可欠です。

日本には優れた医療機器が存在していますが、WHOの医療機器類法規制や国連調達に長けた欧米諸国や新興国の医療機器のように、途上国で広くは使用されていません。理由としては日本企業にWHOの医療機器に関する具体的な窓口・接触先が広く認知されていないか、許認可推奨体制を熟知されていないなどが原因と考えられます。

今回、厚生労働省「WHO事前認証取得及び途上国向けWHO推奨機器要覧掲載推進事業」の一環として本セミナーを開催、WHOの結核診断用医療機器の推奨業務責任者、カメルーン共和国とコンゴ民主共和国の医療機器類の法規制当局関係者と日本の医療機器関連企業がお互いに情報を共有・交換する場を設けることになりました。

今回のセミナーは、日本の医療機器関連企業が、①アフリカで大きな影響力を持つWHOの結核診断用医療機器の推奨体制の概観を把握し、②実際にWHOの推奨を取得した日本企業の知見を学び、③カメルーン共和国、コンゴ民主共和国の医療機器法規制当局関係者及びWHOの結核診断用医療機器の推奨体制部門職員と交流を図り、両国及びアフリカ各国での今後の活動に資することを目的に行います。

期待される成果としては、以下の4つを想定しています。参加した企業が、①WHOの結核診断用医療機器の推奨体制を把握することができ、②演者の属する部門と連絡をとりやすくなる。③カメルーンとコンゴ民主共和国での医療機器類の展開の基本が理解できる。④WHO、カメルーン及びコンゴ民主共和国が、日本の医療機器類の海外展開の意向を把握することができる。

国際医療展開セミナーの開催概要は、以下の通りです。

国際医療展開セミナー WHOの医療機器に関する認証とWHOの途上国向け機器要覧掲載促進セミナー
[第1弾]結核対策関連医療機器編

日時

 2018年11月21日(水)14:00~16:40

場所

国立国際医療研究センター 研究所地下1階・会議室AB
東京都新宿区戸山1-21-1

交通アクセス

地下鉄を利用の場合

都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分

都バスを利用の場合

  1. 新宿駅から(宿74系統)
    医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  2. 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
    新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  3. 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
    小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
  4. 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
    牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分

プログラム

14:00   開会挨拶
     国立国際医療研究センター 理事長 國土典宏

14:05   カメルーン共和国における医療機器認証と日本及び他国の医療機器(検査キットを含む)の展開の現状について
     カメルーン共和国 公衆衛生省 薬局、医薬品及び検査部局
     登録業務責任者 デリ・バンディ氏

14:35   質疑応答

14:45   結核診断用医療機器に関するWHOの推奨体制について
     WHO 地球規模結核プログラム 検査、診断及び薬剤耐性部門
     上級サイエンティスト クリストファー・ギルピン氏

15:35   質疑応答

15:45   休憩

15:55   結核診断医療機器のWHO推奨を取得するまでの道のり
     ニプロ株式会社 取締役 吉田 博氏

16:25   質疑応答

16:35   閉会挨拶
     国立国際医療研究センター 国際医療協力局長 日下英司

16:50   懇親会(事前申し込みをされた方のみ)

言語

日本語・英語(同時通訳あり)

参加申込

事前準備のため、以下の参加申込URLから参加登録をお願いいたします。

参加費

無料

懇親会

セミナー終了後、懇親会を予定しています。(別途会費2500円:当日支払)

NCGM国際医療協力局について

NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修コースを提供しています。

一般の方からのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 国際医療展開セミナー事務局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)(内線:2719)
e-mail: tenkaiseminar@it.ncgm.go.jp

報道関係の方からのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明
TEL:03-3202-7181(内線:2744、PHS:5002)
e-mail:koho@it.ncgm.go.jp