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2019年度 グローバルヘルス・メディアセミナー開催のご案内(全8回)
“SDGs時代“のグローバルヘルス、国際保健医療協力の潮流と課題について
2019年5月14日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局
開催日程 / テーマ
第1回
2019年6月27日(木)18:30~20:30
★テーマ:国際機関
第2回
2019年7月25日(木)18:30~20:30
★テーマ:保健人材
第3回
2019年9月26日(木)18:30~20:30
★テーマ:医療の質
第4回
2019年10月24日(木)18:30~20:30
★テーマ:ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
第5回
2019年11月28日(木)18:30~20:30
★テーマ:グローバルヘルスとSDGs
第6回
2020年1月30日(木)18:30~20:30
★テーマ:疾病対策
第7回
2020年2月27日(木)18:30~20:30
★テーマ:女性の健康
第8回
2020年3月26日(木)18:30~20:30
★テーマ:医工連携
場所
国立国際医療研究センター国際医療協力研修センター棟3階・会議室
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、2019年6月から2020年3月まで、「2019年度 グローバルヘルス・メディアセミナー」(全8回)を開講いたします。
NCGM国際医療協力局は、1986年に設立した、保健医療分野において日本を代表する国際協力機関です。厚生労働省や外務省、独立行政法人 国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上のため、さまざまな支援活動を行っています。
グローバルヘルス・メディアセミナーは、2018年度(全5回)から開催しています。2019年度は、全8回を通して、“SDGs時代”におけるグローバルヘルス、国際保健医療協力の潮流や課題について、報道関係の皆様に理解していただくため実施いたします。
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で、2016年から2030年までの国際目標として定められ、グローバルヘルスや国際保健医療協力の新しいあり方が問われる時代になりました。公的機関が果たす役割や対応の変化、財政を含む他のセクターとの協力、民間機関の台頭と連携、市民社会や市民組織が果たす役割の拡大、先進国と途上国の枠を超えた世界共通課題への対応など、SDGs達成に向けた時代のグローバルヘルスや国際保健医療協力には、健康(Health)の枠を超えた、新しい視点と取り組みが求められています。
「こうした環境の中、2019年のメディアセミナーでは、“SDGs時代”のグローバルヘルスや国際保健医療協力の潮流や課題として、8つのテーマを取り上げます。それぞれの現状と課題、世界的な潮流、具体的な活動をお伝えするとともに、報道関係の皆様のご意見との議論を深めていきたいと考えています。皆様のご参加をお待ちしています。
2019年度 グローバルヘルス・メディアセミナー実施概要
【開催スケジュール/テーマ/タイトル/講師】
第1回
2019年6月27日(木)18:30~20:30
テーマ
国際機関
タイトル
国際保健医療協力に関わる国際機関
~WHO、Global Fundなどの役割と日本との関わり、第72回世界保健総会の報告も含めて~
講師
駒田 謙一(国際医療協力局 保健医療開発課 医師)
元・JICAザンビアHIVエイズケアサービス管理展開プロジェクト チーフアドバイザー
第2回
2019年7月25日(木)18:30~20:30
テーマ
保健人材
タイトル
日本と海外の保健人材政策
~MRA(相互認証協定)や外国人受け入れ政策、日本への影響~
講師
永井 真理(国際医療協力局 国際連携専門職;医師;保健システムチーム長)
元・国境なき医師団
元・JICAカンボジア地域における母子保健サービス向上プロジェクト 保健システム強化専門家
元・JICAセネガル保健省官房 技術顧問
元・WHO西太平洋地域事務局 母子保健担当医官
元・グローバルファンド申請書審査委員
現・グローバルファンド技術評価委員
松岡 貞利(国際医療協力局 研修課 上級研究員)
元・JICAカンボジア地域における母子保健サービス向上プロジェクト 地域保健専門家
元・JICAナイジェリア ラゴス州母子保健強化プロジェクト 業務調整専門家
元・JICAナイジェリア ラゴス州貧困層地域保健サービス強化プロジェクト 業務調整/実証研究専門家
第3回
2019年9月26日(木)18:30~20:30
テーマ
医療の質
タイトル
保健医療サービス向上にとって、医療の質の向上は不可欠
途上国での医療の質・安全分野におけるアプローチ
~医療事故防止に向けた患者安全、院内感染対策などの取り組み~
講師
橋本 千代子(国際医療協力局 研修課長;看護師)
元・JICA東北ブラジル公衆衛生プロジェクト 看護専門家
元・JICA ミャンマーハンセン病対策基礎保健サービス改善プロジェクト 看護専門家
元・JICAセネガル保健人材開発促進プロジェクト短期専門家(現任教育・地域看護)
元・JICAミャンマー基礎保健サービス改善プロジェクト 長期専門家(チーフアドバイザー)
第4回
2019年10月24日(木)18:30~20:30
テーマ
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
タイトル
日本と途上国の保健システム(保健財政/医療提供体制)
~日本とタイを比較して見えてくる課題と解決策~
講師
野田 信一郎(国際医療協力局 保健医療協力課長;医師)
元・JICAホンジュラス リプロダクティブヘルス向上プロジェクト
長期専門家:保健情報システム / 同 チーフアドバイザー
元・JICAザンビア HIV対策アドバイザー
元・JICAラオス保健セクター事業調整能力強化 チーフアドバイザー
第5回
2019年11月28日(木)18:30~20:30
テーマ
グローバルヘルスとSDGs
タイトル
SDGs時代のグローバルヘルス
~SDGsはグローバルヘルス課題の解決にどんな機会を提供しているのか、
グローバルヘルス分野はSDGsを契機にどう変わっていくのか~
講師
藤田 雅美(国際医療協力局 連携推進課長;医師)
元・JICAタイエイズ予防・地域ケアネットワークプロジェクト専門家(ヘルスマネジメント)
元・WHO西太平洋地域事務局HIV/AIDSケア治療メディカルオフィサー
元・WHOベトナム事務所HIV/AIDSシニアアドバイザー
元・WHOカンボジア事務所HIV結核チームリーダー
元・WHOミャンマー事務所HIVメディカルオフィサー
第6回
2020年1月30日(木)18:30~20:30
テーマ
疾病対策
タイトル
疾病対策の世界的な潮流と課題
~UHCと並ぶグローバルなアジェンダ「健康危機管理」(Health Security)を中心に~
講師
野崎 威功真(国際医療協力局 連携推進課;医師;疾病対策チーム長)
元・JICAザンビア HIV対策アドバイザー
元・JICAミャンマー 主要感染症対策プロジェクトⅡ チーフアドバイザー
元・JICAミャンマー感染症アドバイザー
第7回
2020年2月27日(木)18:30~20:30
テーマ
女性の健康
タイトル
『女性の健康』の世界的な潮流と課題
~世界の子宮頸がん対策の現状と課題を考える~
講師
小原 ひろみ(国際医療協力局 国際開発専門職;医師:ライフコースヘルスチーム長)
WHO周産期ガイドライン策定委員
元・JICAラオス保健政策アドバイザー
元・WHO西太平洋地域事務局リプロダクティブヘルス医官
春山 怜(国際医療協力局 展開支援課;医師)
WHO本部非感染性疾患管理部門 がん管理対策コンサルタント(2019年7月まで)
(子宮頸がん撲滅に向けた世界戦略案策定メンバー)
第8回
2020年3月26日(木)18:30~20:30
テーマ
医工連携
タイトル
国際保健医療協力における医工連携
~国際保健医療協力の知見とものづくり企業の経験の連携で、
途上国の課題解決と新たな医療機器開発を目指す~~
講師
杉浦 康夫(国際医療協力局 展開支援課長;医師)
元・JICAラオス 子どものための保健サービス強化プロジェクト チーフアドバイザー
元・JICAセネガル 母子保健サービス改善プロジェクト チーフアドバイザー
土井 正彦(国際医療協力局 研修課/広報情報課;看護師)
元・JICAベトナム 北西部省医療サービス強化プロジェクト チーフアドバイザー
元・JICAベトナム ホアビン省保健医療サービス強化プロジェクト チーフアドバイザー
元・JICAホンジュラス リプロダクティブヘルス向上プロジェクト 長期専門家:地域保健
場所
国立国際医療研究センター 国際医療協力研修センター棟3階・会議室
東京都新宿区戸山1-21-1
交通アクセス
地下鉄を利用の場合
都営大江戸線「若松河田駅」下車 徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車 徒歩15分
都バスを利用の場合
- 新宿駅から(宿74系統)
医療センター経由女子医大行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 大久保駅・新大久保駅から(橋63系統)
新橋行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 市ヶ谷駅・新橋駅から(橋63系統)
小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分 - 都営飯田橋駅前(C1またはC3)から(飯62系統)
牛込柳町駅経由小滝橋車庫行き「国立国際医療研究センター前」下車 徒歩0分
募集対象/人数
メディア/報道関係の方:各回30人
①原則として、継続的にグローバルヘルスについての学びを希望する報道関係の皆様。全8回を通して、グローバルヘルス、国際保健医療協力の主要テーマについて、ご理解いただくことができます。可能であれば、継続的にご出席をいただけましたら幸いです。
②ご関心のあるテーマのメディアセミナーへの、単発のご出席も歓迎いたします。
参加申込
参加ご希望の方は、以下のURL、またはQRコードからお申し込みください。
継続申込、各回別に、出席申込が可能です。
報道関係の皆様からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
増田 英明、小土井 悠
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)[内線]2744 [PHS]5002
e-mail:koho@it.ncgm.go.jp