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2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース
-テーマ別オンデマンド-
第5回 低・中所得国の医療機関における医療の質改善

2022年8月29日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

  • 開講期間:2022年9月13日(火)~9月25日(日)
    講義Moodle + ライブ・ディスカッションMicrosoft Teams
  • 受講料:1,000円 ※学生500円

※本講座は、2022年2月から3月に開催した国際保健医療協力集中講座「低・中所得国の医療機関における医療の質改善」と同じ内容です。

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は9月13日(火)から2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド(旧国際保健基礎講座)第5回「低・中所得国の医療機関における医療の質改善」を開催します。本講座は、2007年から開催しており、今年で16年目の開催となります。本年度から名称を変更し、より充実した講義を提供してまいります。

講座は全9回(予定)。Moodleによる講義の視聴とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッションを組み合わせたWebセミナーです。Webによる講義の視聴に“参加型”の要素を組み合わせた構成で実施します。グローバルヘルスの初学者の方、国際保健医療協力に関心がありこれから学んでみたいという方どなたでも参加いただけます。興味のあるテーマ1回だけの受講も可能です。

第5回は「低・中所得国の医療機関における医療の質改善」をテーマに開催します。
開講期間中の9月17日(土)は「世界患者安全の日」です。「世界患者安全の日」は、2019年のWHO総会において「患者安全を促進すべくWHO加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすること」を目的として制定されました。UHCの達成には、国や地域を問わず、患者に質の高い安全な医療サービスを提供することが必須です。本講座は、1.医療機関における「医療の質」が人々に与える影響 2.日本の病院における看護の質評価の取り組み 3.低・中所得国の医療機関における医療の質改善の取り組み~ベトナム~というプログラムで実施します。

講師は、森山潤(もりやまじゅん)看護師と清野香織(せいのかおり)看護師が担当します。

森山看護師は、NCGMが事務局を務める医療技術等国際展開推進事業「ベトナムにおける医療安全推進のための院内組織体制強化事業」に中心メンバーとして長く関わり、ベトナムの医療安全・医療の質向上に大きな貢献をしています。また、コロナ禍においてもICT(情報通信技術)の活用に早くから取り組み、支援事業の継続に尽力しました。現在はNCGM国立国際医療研究センター病院のHCUで活躍しています。

清野看護師は、アメリカで看護学を学び帰国、いくつかの病院で看護師として経験を積んだ後NCGMに移り、ベトナムや中国などからの外国人患者への看護にも携わってきました。現在は、厚生労働省関東信越厚生局において、行政の立場で、医療安全管理体制の構築・維持・モニタリングなどの業務に従事しています。

※森山看護師らによる「コロナ禍でのベトナムにおける医療安全推進のための院内組織体制強化事業」に関する論文『Tropical Medicine and Health』 https://tropmedhealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/s41182-022-00435-2#Sec11 

NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド-第5回「低・中所得国の医療機関における医療の質改善」の開催概要は、以下の通りです。

2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース
-テーマ別オンデマンド-
第5回 低・中所得国の医療機関における医療の質改善

形  式

Moodleによるオンデマンド講義とMicrosoft Teamsによる参加型ライブ・ディスカッション

開講期間

2022年9月13日(火)から9月25日(日)まで受講可能
※ライブ・ディスカッションは9月24日(土)13:00~14:00(予定)

募集人数

50人

募集期間

2022年8月29日(月)から9月4日(日)※定員に達し次第、募集を終了します。

受講料

1,000円 ※学生500円
※お支払方法は「銀行振込」または「クレジットカード払い」です。

参加要件

国際保健医療協力に興味をお持ちのすべての方。

参加条件

受講するために必要なパソコン、タブレット、スマートフォンなど通信機器、通信回線はご自身でご用意ください。
※推奨環境
【ブラウザ】Google Chrome(最新版)/ Microsoft Edge(最新版)
            FireFox(最新版)/ Safari(最新版)
【OS】Androidスマートフォン・タブレット:Android 8.0以降
          iPhone・iPad:iOS 10以降
      パソコン / Windows :Windows 8.1以降  Apple製品 :Mac OS X以降

参加申込

NCGM国際医療協力局ウエブサイトの「グローバルヘルスを知る。学ぶ。体験する。(研修のご案内)」「NCGMグローバルへルス ベーシックコース」から応募フォーム(Microsoft Forms)に必要事項を記入の上送信してください。
*受付完了後、受付完了のお知らせと振込口座をご案内する自動送信メールが届きます。
届かない場合には、「一般の皆さまからのお問い合わせ先」までご連絡ください。
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/education/edu_interior/index.html
QR_研修

※報道関係の皆さまのオブザーバー聴講は、無料です。
 聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールでご一報ください。
・修了証書は発行されません。
・ライブ・ディスカッションへの参加はできません。

今後のスケジュール(予定)

  • 第 6 回 女性とこどもの健康改善
    【開講期間】2022年10月18日(火)~10月30日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:10月29日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2022年10月3日(月)~10月10日(月/祝)※定員(50名)となり次第締切
  • 第 7 回 疾病対策概論
    【開講期間】2022年11月15日(火)~11月27日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:11月26日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2022年10月31日(月)~11月6日(日)※定員(50名)となり次第締切
  • 第 8 回 移民の健康
    【開講期間】2022年12月13日(火)~12月25日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:12月24日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2022年11月28日(月)~12月4日(日)※定員(50名)となり次第締切
  • 第 9 回 災害と公衆衛生危機
    【開講期間】2023年1月17日(火)~1月29日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:1月28日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2023年1月4日(水)~1月9日(月/祝)※定員(50名)となり次第締切

NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド-について

いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能です。全9回の講座のうち 8 回以上出席した参加者には修了証書を発行します。

NCGM国際医療協力局について

NCGM国立国際医療研究センター国際医療協力局は、グローバルヘルス分野における専門機関として、厚生労働省、外務省、国際協力機構(JICA)等の政府・関係機関や、世界保健機関(WHO)をはじめとする国際機関、大学・研究機関・学会等のアカデミア、さらにはNGOや企業等の幅広いパートナーと連携し、低・中所得国における技術協力プロジェクトへの専門家派遣、国内外の保健医療人材の育成のためのさまざまな講座や研修の提供、国際保健医療の研究、国際会議等を通じた政策提言など、低・中所得国の医療や保健衛生の向上を図るためさまざまな活動を行っています。

一般の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課 研修課窓口
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2738 
Email:kensyuka@it.ncgm.go.jp

報道関係の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
(こん) 弘人(ひろと)
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744
Email:koho@it.ncgm.go.jp
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/index.html