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2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース
-テーマ別オンデマンド-
第7回 疾病対策概論

2022年10月31日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

  • 開講期間::2022年11月15日(火)~11月27日(日)
    講義Moodle + ライブ・ディスカッションMicrosoft Teams
  • 受講料:1,000円 ※学生500円

※本講座は、2022年2月から3月に開催した国際保健医療協力集中講座「疾病対策概論」と同じ内容です。

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は11月15日(火)から2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド(旧国際保健基礎講座)第7回「疾病対策概論」を開催します。 本講座は、2007年から開催しており、今年で16年目の開催となります。本年度から名称を変更し、より充実した講義を提供しています。

講座は全9回(予定)。Moodleによる講義の視聴とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッションを組み合わせたWebセミナーです。Webによる講義の視聴に“参加型”の要素を組み合わせた構成で実施します。グローバルヘルスの初学者の方、国際保健医療協力に関心がありこれから学んでみたいという方どなたでも参加いただけます。興味のあるテーマ1回だけの受講も可能です。

第7回は「疾病対策概論」をテーマに開催します。
本講座では、はじめに、どのような疾病の負荷※1が大きいかを時系列で、さらに、国の所得別レベル別で俯瞰し、次に、感染性疾患と非感染性疾患の対策の現状を説明します。
また、公衆衛生危機に関して、近年問題となっている薬剤耐性の問題やCOVID-19のパンデミックの状況とその対策などに関しても解説します。

講師は、坪井基行(つぼいもとゆき)医師です。

坪井医師は『The Lancet Global Health』や米国感染症学会の学会誌『Clinical Infectious Diseases』に論文が公開されるなど感染症の専門家であり、COVID-19対策においても、国内では、2000年初頭の武漢からの帰還者対応から、ダイヤモンドプリンセス号、コスタ・アトランチカ号の感染者対応、感染者療養施設の立ち上げ、国外では、国際保健機関(WHO)GOARN※2のCOVID-19対応Epidemiologist(疫学者)として、パプアニューギニアのWHO country officeに派遣されるなど様々な活動に従事してきています。

※1疾病負荷:世界中で、疾病により失われた生命や生活の質の総合計を「疾病負荷(GBD: Global Burden of Diseases)」という。
傷害や生活の質の度合いを考慮した健康指標として「健康寿命」、「質を考慮した生存年数(QALY: Quality -Adjusted Life Years)」、「失われた生活年数(YPLL: Years of Productive (or Potential) Life Lost)」、「障害と共に生活する年数(YLDs: Years Lived with Disability)」などの指標が使われている。

一般社団法人 日本国際保健医療学会「国際保健用語集」https://seesaawiki.jp/w/jaih/d/%BC%C0%C9%C2%C9%E9%B2%D9#pagetop より

※2 GOARN(Global Outbreak Alert and Response Network)は、WHO等により設立された感染症の世界的な危機発生時に、感染症対策チームを迅速に派遣・運営する国際的な枠組み

NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド(旧国際保健基礎講座)第7回「疾病対策概論」の開催概要は、次の通りです。

2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース
-テーマ別オンデマンド-
第7回 疾病対策概論

形  式

Moodleによるオンデマンド講義とMicrosoft Teamsによる参加型ライブ・ディスカッション

開講期間

2022年11月15日(火)から11月27日(日)まで受講可能
※ライブ・ディスカッションは11月26日(土)10:00~11:00(予定)

募集人数

50人

募集期間

2022年10月31日(月)から11月6日(日)※定員に達し次第、募集を終了します。

受講料

1,000円 ※学生500円
※お支払方法は「銀行振込」または「クレジットカード払い」です。

参加要件

国際保健医療協力に興味をお持ちのすべての方。

参加条件

受講するために必要なパソコン、タブレット、スマートフォンなど通信機器、通信回線はご自身でご用意ください。
※推奨環境
【ブラウザ】Google Chrome(最新版)/ Microsoft Edge(最新版)
            FireFox(最新版)/ Safari(最新版)
【OS】Androidスマートフォン・タブレット:Android 8.0以降
          iPhone・iPad:iOS 10以降
      パソコン / Windows :Windows 8.1以降  Apple製品 :Mac OS X以降

参加申込

NCGM国際医療協力局ウエブサイトの「グローバルヘルスを知る。学ぶ。体験する。(研修のご案内)」「NCGMグローバルへルス ベーシックコース」から応募フォーム(Microsoft Forms)に必要事項を記入の上送信してください。
*受付完了後、受付完了のお知らせと振込口座をご案内する自動送信メールが届きます。
届かない場合には、「一般の皆さまからのお問い合わせ先」までご連絡ください。
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/education/edu_interior/index.html
QR_研修

※報道関係の皆さまのオブザーバー聴講は、無料です。
 聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールでご一報ください。
・修了証書は発行されません。
・ライブ・ディスカッションへの参加はできません。

今後のスケジュール(予定)

  • 第 8 回 移民の健康
    【開講期間】2022年12月13日(火)~12月25日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:12月24日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2022年11月28日(月)~12月4日(日)※定員(50名)となり次第締切
  • 第 9 回 災害と公衆衛生危機
    【開講期間】2023年1月17日(火)~1月29日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:1月28日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2023年1月4日(水)~1月9日(月/祝)※定員(50名)となり次第締切

NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド-について

いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能です。全9回の講座のうち 8 回以上出席した参加者には修了証書を発行します。

NCGM国際医療協力局について

NCGM国立国際医療研究センター国際医療協力局は、グローバルヘルス分野における専門機関として、厚生労働省、外務省、国際協力機構(JICA)等の政府・関係機関や、世界保健機関(WHO)をはじめとする国際機関、大学・研究機関・学会等のアカデミア、さらにはNGOや企業等の幅広いパートナーと連携し、低・中所得国における技術協力プロジェクトへの専門家派遣、国内外の保健医療人材の育成のためのさまざまな講座や研修の提供、国際保健医療の研究、国際会議等を通じた政策提言など、低・中所得国の医療や保健衛生の向上を図るためさまざまな活動を行っています。

一般の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課 研修課窓口
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2738 
Email:kensyuka@it.ncgm.go.jp

報道関係の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
(こん) 弘人(ひろと)
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744
Email:koho@it.ncgm.go.jp
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/index.html