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2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース
-テーマ別オンデマンド-
第8回 移民の健康

2022年11月28日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

  • 開講期間::2022年12月13日(火)~12月25日(日)
    講義Moodle + ライブ・ディスカッションMicrosoft Teams
  • 受講料:1,000円 ※学生500円

※本講座は、2022年10月8日(土)~10日(月)に開催したNCGMグローバルヘルスベーシックコース-ライブ-の「移民の健康」を編集したものです。

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は12月13日(火)から2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド(旧国際保健基礎講座) 第8回「移民の健康」を開催します。 本講座は、2007年から開催しており、今年で16年目の開催となります。本年度から名称を変更し、より充実した講義を提供しています。

講座は全9回(予定)。Moodleによる講義の視聴とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッションを組み合わせたWebセミナーです。Webによる講義の視聴に“参加型”の要素を組み合わせた構成で実施します。グローバルヘルスの初学者の方、国際保健医療協力に関心がありこれから学んでみたいという方どなたでも参加いただけます。興味のあるテーマ1回だけの受講も可能です。

第8回は「移民の健康」をテーマに開催します。「移民の健康」は、今年度初めて取り上げるテーマです。
開講期間中の12月18日(日)は「国際移民デー」です。1990年12月18日、国連総会において「全ての移住労働者及びその家族の権利の保護に関する国際条約」が採択され、2000年には「国際移民デー」が制定されました。また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって移民の健康格差と健康危機への脆弱さが問題となり、2022 年 7 月には、「移民の健康」をテーマに、世界保健機関(WHO)から初の世界レポートが発行され、移民の健康に対する取り組みの重要性がグローバルヘルスの重要な課題として強調されました。
本講座では 1.グローバルヘルス課題としての「移民の健康」の概要を理解し、2. 日本国内における在住外国人の健康課題と取り組みについて知ることを目的に開催します。

講師は、岩本(いわもと)あづさ医師です。

岩本医師は、日本の小児科臨床現場で働いた後、2000年から、インド、バングラデシュ、ホンジュラス、ラオス、マダガスカルなど複数国で小児科・小児保健分野の国際医療協力活動に従事、2016年からはカンボジアでJICAの『分娩時及び新生時期を中心とした母子継続ケア改善プロジェクト』のチーフアドバイザーをつとめました。2020年に帰国し、国際医療協力局連携推進課課長として『みんなの外国人ネットワーク ヘルスプロジェクト』※ の立ち上げに関わるなど、在住外国人支援の様々な活動を行っています。2021年からは日本国際保健医療学会「移民の健康」委員会の委員長もつとめています。

※「みんなの外国人ネットワーク(Migrants Information Network & Action: MINNA)」は、日本国内に在住する外国人の方たちが、必要な情報・支援・制度にアクセスするのをお手伝いすることを目的に ①「みんなのSDGs」 外国人との共生タスクフォース ②シェア=国際保健協力市民の会 ③国立国際医療研究センター国際医療協力局 ④アジア経済研究所 の4者が一緒に活動しています。https://minna-health.com/

第8回「移民の健康」の開催概要は以下の通りです。

2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース
-テーマ別オンデマンド-
第8回 移民の健康

形  式

Moodleによるオンデマンド講義とMicrosoft Teamsによる参加型ライブ・ディスカッション

開講期間

2022年12月13日(火)から12月25日(日)まで受講可能
※ライブ・ディスカッションは12月24日(土)14:00~15:00(予定)

募集人数

50人

募集期間

2022年11月28日(月)から12月4日(日)※定員に達し次第、募集を終了します。

受講料

1,000円 ※学生500円
※お支払方法は「銀行振込」または「クレジットカード払い」です。

参加要件

国際保健医療協力に興味をお持ちのすべての方。

参加条件

受講するために必要なパソコン、タブレット、スマートフォンなど通信機器、通信回線はご自身でご用意ください。
※推奨環境
【ブラウザ】Google Chrome(最新版)/ Microsoft Edge(最新版)
            FireFox(最新版)/ Safari(最新版)
【OS】Androidスマートフォン・タブレット:Android 8.0以降
          iPhone・iPad:iOS 10以降
      パソコン / Windows :Windows 8.1以降  Apple製品 :Mac OS X以降

参加申込

NCGM国際医療協力局ウエブサイトの「グローバルヘルスを知る。学ぶ。体験する。(研修のご案内)」「NCGMグローバルへルス ベーシックコース」から応募フォーム(Microsoft Forms)に必要事項を記入の上送信してください。
*受付完了後、受付完了のお知らせと振込口座をご案内する自動送信メールが届きます。
届かない場合には、「一般の皆さまからのお問い合わせ先」までご連絡ください。
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/education/edu_interior/index.html
QR_研修

※報道関係の皆さまのオブザーバー聴講は、無料です。
 聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールでご一報ください。
・修了証書は発行されません。
・ライブ・ディスカッションへの参加はできません。

今後のスケジュール(予定)

  • 第 9 回 災害と公衆衛生危機
    ※2022年度 NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド-の最終回です。
    【開講期間】2023年1月17日(火)~1月29日(日)
          ※ライブ・ディスカッション:1月28日(土)13:00~14:00(予定)
    【募集期間】2023年1月4日(水)~1月9日(月/祝)※定員(50名)となり次第締切

NCGMグローバルへルス ベーシックコース-テーマ別オンデマンド-について

いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能です。全9回の講座のうち 8 回以上出席した参加者には修了証書を発行します。

NCGM国際医療協力局について

NCGM国立国際医療研究センター国際医療協力局は、グローバルヘルス分野における専門機関として、厚生労働省、外務省、国際協力機構(JICA)等の政府・関係機関や、世界保健機関(WHO)をはじめとする国際機関、大学・研究機関・学会等のアカデミア、さらにはNGOや企業等の幅広いパートナーと連携し、低・中所得国における技術協力プロジェクトへの専門家派遣、国内外の保健医療人材の育成のためのさまざまな講座や研修の提供、国際保健医療の研究、国際会議等を通じた政策提言など、低・中所得国の医療や保健衛生の向上を図るためさまざまな活動を行っています。

一般の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課 研修課窓口
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2738 
Email:kensyuka@it.ncgm.go.jp

報道関係の皆さまからのお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
(こん) 弘人(ひろと)
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744
Email:koho@it.ncgm.go.jp
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/index.html