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国際医療協力局(グローバルヘルス政策研究センター併任)の 大川純代上級研究員がWHO本部ガイドライン評価委員会外部委員に 任命されました

2024年1月23日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)国際医療協力局(グローバルヘルス政策研究センター併任)の大川純代(おおかわすみよ)上級研究員が、WHO(世界保健機関)本部の『ガイドライン評価委員会外部委員(External member, Guideline Review Committee, WHO)』に任命されました。

ガイドライン評価委員会は、WHOスタッフメンバーと、様々な専門性や経験をもとに世界中から選任された外部委員 で構成され、WHOから発行されるすべてのガイドラインに関し、その内容および策定の方法に、それぞれの専門性と経験から査読する役割を担います。

大川上級研究員は、疫学・母子保健・がん等の領域における専門性と経験を活かし、2030年のSDGsの保健関連課題達成のため、その職責を果たしてまいります。

大川上級研究員は、今回の任命にあたり「WHOガイドラインは、世界各国の保健政策や実践の指針となるので、科学的エビデンスがあり、公平性、人権、ジェンダー等にも配慮されている必要があります。世界の専門家の知恵を集結して作られたガイドラインを丁寧に査読し、世界に送り出したいです。」と抱負を述べています。任期は2023年12月から3年間の予定です。

20230731

大川純代上級研究員

大川純代上級研究員プロフィール

2002年      大阪府立看護大学看護学部 卒業

2002年-2007年  国家公務員共済組合連合会虎の門病院 血液科

2008年-2010年  東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教室 修士課程

2010年-2013年  東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教室 博士課程

2013年-2016年  東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教室 特任研究員

2016年-2017年  ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラム

2017年      WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)

2018年-2021年  大阪国際がんセンターがん対策センター疫学統計部

2021年      国立国際医療研究センター 国際医療協力局 入局

現在、国立国際医療研究センター国際医療協力局・国際医療協力局・運営企画部・保健医療開発課、グローバルヘルス政策研究センター併任 上級研究員

国際機関で委員等「規範セッター」を務めている国際医療協力局局員

国際医療協力局には「規範セッター」と言われる「高度な専門性を持ち国際的組織技術諮問委員などに参加し、国際的規範・基準づくりに携わる委員」 が多く在籍し、WHOガイドラインの策定や評価等に携わっています。
「国際規範をつくる場」に日本人をおくり、国際的影響力を強めていくことは、保健医療外交上もきわめて重要なことです。
※厚生労働省 国際保健に関する懇談会 国際保健政策人材養成ワーキンググループ報告書より

本件に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
(こん) 弘人(ひろと)
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744
Email:koho@it.ncgm.go.jp
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/index.html

 

詳細は以下のファイルをご覧ください。
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