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国際医療協力局の駒田謙一医師が「令和5年度大山激励賞」を受賞しました

2024年3月27日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)国際医療協力局 運営企画部の駒田謙一医師(こまだけんいち)が「令和5年度大山激励賞」(主催:公益財団法人 大山健康財団)を受賞しました。去る、3月14日(木)、霞山会館(東京都千代田区)で授賞式が執り行われました。

「大山激励賞」は、発展途上国で短期間ながら医療協力に尽くし、特に感染症対策に尽力した医療関係者で、今後とも発展途上国においてなお一層の活躍が期待される方に授与される賞です。

駒田医師の受賞は、2010年~2011年のJICA専門家としてミャンマーにおける主要感染症プロジェクト、2011年~2012年のラオスにおける同国初の人口ベースの全国B型肝炎有病率調査、2012年より5年間におよぶ、JICAザンビアHIV/AIDSケアサービス管理展開プロジェクトの長期専門家としての活動などが評価されました。
また、駒田医師は、2018年から現在に至るまで、グローバルファンド理事会に継続的に参加し、現場経験を活かした日本代表団への技術的アドバイスを通じて、世界的なHIV/AIDS・結核・マラリア対策の進展に貢献しています。※駒田医師の受賞理由(業績内容)の詳細は次項をご参照ください。

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駒田謙一医師

【受賞理由/業績内容】※公益財団法人 大山健康財団ホームページより

駒田謙一氏は、2010年~2011年にかけて、JICA専門家としてミャンマーにおける主要感染症プロジェクトにおいて輸血血液の安全性向上並びにHIV/AIDSを含む性感染症の検査・治療の質向上に貢献されました。
また、2011年~2012年にかけて、ラオスにおける同国初の人口ベースの全国B型肝炎有病率調査を主導され、その調査結果は同国における疫学的状況を示す貴重なリファレンスとなっています。 さらに、2012年より5年間、JICAザンビアHIV/AIDSケアサービス管理展開プロジェクトの長期専門家としてHIV高蔓延国のザンビアにおけるHIV/AIDS治療の農村部への拡大と質の向上にも貢献されました。
2018年から現在に至るまで、グローバルファンド理事会に継続的に参加され、現場経験を活かした日本代表団への技術的アドバイスを通じて、世界的なHIV/AIDS・結核・マラリア対策の進展に貢献されています。

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    東京千代田区霞山会館での授賞式
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    HIV患者に対する対応方針について
    現地関係者と協議

【駒田謙一医師 略歴】

2002年 群馬大学医学部 卒業

2002年 聖路加国際病院 前期研修医

2004年 聖路加国際病院 救急部 後期研修医

2009年 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 MPH取得

2009年 国立国際医療研究センター 国際医療協力局 入局
2012年5月~2015年11月
(長期派遣)JICAザンビアHIVエイズケア管理展開プロジェクト チーフアドバイザー
2016年6月~2017年6月
(出向)厚生労働省 大臣官房国際課 課長補佐
2023年6月
(就任)パンデミックファンド 技術諮問委員会 技術諮問委員

■受賞 2017年 奨励賞 日本国際保健医療学会

【NCGM国際医療協力局について】

NCGM国立国際医療研究センター国際医療協力局は、グローバルヘルス分野における専門機関として、厚生労働省、外務省、国際協力機構(JICA)等の政府・関係機関や、世界保健機関(WHO)をはじめとする国際機関、大学・研究機関・学会等のアカデミア、さらにはNGOや企業等の幅広いパートナーと連携し、低・中所得国における技術協力プロジェクトへの専門家派遣、国内外の保健医療人材の育成のためのさまざまな講座や研修の提供、国際保健医療の研究、国際会議等を通じた政策提言など、低・中所得国の医療や保健衛生の向上を図るためさまざまな活動を行っています。

本件に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
(こん) 弘人(ひろと)
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744
Email:koho@it.ncgm.go.jp
https://kyokuhp.ncgm.go.jp/index.html

 

詳細は以下のファイルをご覧ください。
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