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NCGMグローバルヘルス アドバンストコース 第2回
国立国際医療研究センター(NCGM)国際医療協力局は、2024年度第2回グローバルヘルスアドバンストコース「疫学調査・クラスターサンプリングの理論と実際」を開催します。
グローバルヘルスアドバンストコースは、グローバルヘルスに関する基礎的な知識をすでに身につけられている方、これから本格的にグローバルヘルスの仕事に取り組みたい方、すでに経験をお持ちの方向けのコースです。「クラスターサンプリングを用いた疫学調査」の理解を深めたい、基礎的なことはある程度理解しているが、実例を通して学びたいとお考えの方々にぜひご参加いただけましたら幸いです。
【申込期間】
2024年10月21日(月)~11月22日(金)
【開催日時】
2024年12月8日(日)12:30 ~ 17:00
【テーマ】
「疫学調査・クラスターサンプリングの理論と実際」
【講義内容】
適切に疾病対策を行うには疫学情報が重要です。効果的・効率的に疾病負担を軽減するためには、疫学情報に基づいて保健政策が立案、実施される必要があります。しかしながら、低・中所得国においては基本的な疫学情報が不足、または欠落していることも多く、時にはグローバルヘルスの現場で働く専門家が自ら調査をし、疫学情報を明らかにする必要があります。
本コースでは、国際保健医療協力における「疾病対策」において不可欠な「疫学調査」を取り上げます。具体的には、低・中所得国の住民の疾病有病率や疾病予防策を行っている世帯の割合を調べる際に有用な「クラスターサンプリング」という調査法について講義し、サンプルサイズの計算、人口比例抽出、ウエイトの計算等の演習を通して、受講者が自ら取り組む疫学調査に応用でき、調査結果を正しく解釈できることを目標としています。
この調査法は、疾病対策だけでなく、様々な社会調査にも使用できるものです。国際保健、国際協力に関する業務、研究、教育などに携わったことのある方、または今後携わる予定の方のご参加をお待ちしています。
【講師・ファシリテーター】
駒田謙一、池本めぐみ
【プログラム】
- 開講式
- クラスターサンプリングの原理(講義)
- サンプルサイズの計算(講義と演習)
- 低中資源国における実践的なサンプリングデザイン(講義)
- 確率比例抽出法(講義と演習)
- ウエイトについて(講義)
- 無回答補正(講義と演習)
- データ分析時の注意点(講義)
※昼食の時間は設けておりませんので、昼食は済ませてからご参加ください。
【募集人数】
20人
【開催形式】
対面形式
【応募締切】
2024年11月22日(金)
※先着順(定員に達し次第、募集終了)
【受講料】
一般7,000円 学生3,500円
※受講決定後に振込口座をお知らせします。
【参加資格】
下記(1)~(3)のいずれかを満たす者
(1) 国際保健、国際協力に関する業務、研究、教育に携わったことのある者(大学生を含む)
(2) 今後当該分野に取り組む意思がある者
(3) グローバルヘルスに関する事業実施、研究等の経験がある方
【参加条件】
Excelがインストールされたノートパソコンを持参できる方
【修了証】
本講座の修了者には、修了証書(PDF)を発行します。
【参加申込】
申込期間は、2024年10月21日~11月22日です。
「お申込み」ボタンより必要情報を入力、送信してください。
※受付完了後、研修課窓口より申込完了をお知らせするメールが届きます。
届かない場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。