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-オンラインコース- 2020年度 国際保健基礎講座 第4回 国際保健を支える保健人材
2020年11月25日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局
- 開講期間:2020年12月16日(水)~2021年1月14日(木)
講義Moodle + ライブ・ディスカッションMicrosoft Teams - 受講料:1,000円 ※学生500円
※本講座のMoodleによるオンライン講義および小テストは「2020年度 国際保健医療協力集中講座」と同じ内容です。
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局は、12月16日(水)から2020年度 第4回 国際保健基礎講座「国際保健を支える保健人材」をオンラインで開催します。国際保健基礎講座は、2007年から開催しており、今年で14年目の開催となります。
講座は全9回。Moodleによる講義の視聴とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッションを組み合わせたWebによるセミナーです。Webによる講義の視聴に“参加型”の要素を組み合わせた構成で実施します。グローバルヘルスや公衆衛生を学んでいる方、国際保健医療協力に関心がある方どなたでも参加いただけます。興味のあるテーマ1回だけの受講も可能です。
第4回は「国際保健を支える保健人材」をテーマに開催します。
持続可能な開発目標(SDGs)のゴール3「すべての人に健康と福祉を」の中で掲げられている、UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)も、保健医療サービスを提供する人(=保健人材)がいなければ実現できません。
本講座では、まず、保健人材とはどのような人たちでどのような役割を期待されているのか。低・中所得国で働く看護師を取り上げ、低・中所得国の実情をコンゴ民主共和国を例に日本と比較しながら解説します。
次に、保健人材に関する世界の状況と保健人材の基準値とその理論的な根拠を説明。さらに、カンボジア、アフガニスタン、コンゴ民主共和国の3カ国における紛争後の保健医療支援活動の経験をもとに、2011年にNCGMが発表した保健人材システム開発のための分析モデル『ハウスモデル』をモンゴルでの保健人材システムの構築を事例に解説します。
最後に、世界的なCOVID-19のパンデミック下においても、保健人材の開発支援を続けている専門家の活動を、赴任地のCOVID-19の状況も含め、インタビューで紹介します。
一人は、コンゴ民主共和国で『JICA保健人材開発支援プロジェクト』に取り組む及川みゆき保健師、一人は、ラオス人民民主共和国で『JICA保健人材免許登録制度に関するプロジェクト』に取り組む宮﨑一起看護師です。
講師は、伊藤由衣看護師と馬場俊明医師です。
2020年度 第4回 国際保健基礎講座 「国際保健を支える保健人材」 は、以下の通りです。
2020年度 国際保健基礎講座
第4回 国際保健を支える保健人材
形 式
Moodleによる講義とMicrosoft Teamsによるライブ・ディスカッション
開講期間
2020年12月16日(水)から2021年1月14日(木)まで受講可能
※ライブ・ディスカッションは12月26日(土)14:00~14:30(予定)
募集人数
60人
募集期間
2020年11月25日(水)から12月11日(金)
※定員に達し次第、募集を終了します。
受講料
1,000円 ※学生500円
※受講料は、受講決定後に振込口座をお知らせします。
参加要件
国際保健医療協力に興味をお持ちのすべての方。
参加条件
受講するために必要なパソコン、タブレット、スマートフォンなど通信機器、通信回線はご自身でご用意ください。
※推奨環境
【ブラウザ】Google Chrome(最新版)/ Microsoft Edge(最新版)
Internet Explorer 11以降 / FireFox(最新版)/ Safari(最新版)
【OS】Androidスマートフォン・タブレット:Android 8.0以降
iPhone・iPad:iOS 10以降
パソコン / Windows :Windows 8.1以降 Apple製品 :Mac OS X以降
参加申込
NCGM国際医療協力局ウエブサイトの「国際保健基礎講座 オンラインコース」から 応募フォーム(Microsoft Forms)に必要事項を記入の上送信してください。
*受付完了後、受付完了をお知らせする自動送信メールが届きます。届かない場合には、 「一般の皆さまからのお問い合わせ先」までご連絡ください。http://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/internal/event/030/index.html
※報道関係の皆様のオブザーバー聴講は、無料です。
聴講をご希望の場合は、以下担当あてに、メールまたは電話でご一報ください。
・修了証書は発行されません。
・ライブ・ディスカッションへの参加はできません。
今後のスケジュール(予定)
- 第 5 回 低・中所得国における医療の質改善
【開講期間】2020年12月28日(月)~2021年1月26日(火)
※ライブ・ディスカッション:2021年1月23日(土)13:00~13:30(予定)
【募集期間】2020年12月7日(月)~12月23日(水)※定員(60名)となり次第締切 - 第 6 回 女性とこどもの健康改善
【開講期間】2021年1月15日(金)~2月13日(土)
※ライブ・ディスカッション:2021年1月23日(土)14:00~14:30(予定)
【募集期間】2020年12月25日(金)~2021年1月12日(火)※定員(60名)となり次第締切 - 第 7 回 疾病対策概論
- 第 8 回 もう迷わない!情報検索 虎の巻
- 第 9 回 災害と公衆衛生危機
※第7回/第8回/第9回は同期間での募集、開講となります。
※ライブ・ディスカッションはそれぞれ個別のスケジュールで実施します。
【開講期間】2021年3月1日(月)~3月30日(火)
※ライブ・ディスカッション(第7回):3月27日(土)13:00~13:30(予定)
※ライブ・ディスカッション(第8回):3月27日(土)14:00~14:30(予定)
※ライブ・ディスカッション(第9回):3月27日(土)15:00~15:30(予定)
【募集期間】2021年2月8日(月)~2月24日(水)※各回定員(60名)となり次第締切
国際保健基礎講座について
いずれの回からでも、また1回だけの参加も可能です。全9回の講座のうち 8 回以上出席した参加者には修了証書を発行します。
修了者は「国際保健医療協力研修」の講義が免除されるなど、国際医療協力局が実施する他の研修とも連動しています。
NCGM国際医療協力局について
NCGM国際医療協力局は、保健医療分野における日本を代表する国際保健医療協力機関です。
厚生労働省や外務省、独立行政法人 国際協力機構(JICA)、世界保健機関(WHO)などと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るための支援を行っています。その一環として、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、国内向けにさまざまな講座や研修を提供しています。
一般の皆さまからのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 研修課 研修事務局
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2742
Email:kensyuka@it.ncgm.go.jp
報道関係の皆さまからのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
国際医療協力局 広報情報課
昆 弘人
〒162-8655
東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181(代表)内線:2744、PHS:5525
Email:koho@it.ncgm.go.jp