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国立国際医療研究センター国際医療協力局 清水栄一しみずえいいち上級研究員がWHO本部ワクチンのマーケットアクセスに関する技術諮問委員に任命されました

2023年7月31日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)国際医療協力局の清水栄一上級研究員が、WHO(世界保健機関) 本部のワクチンのマーケットアクセス技術諮問委員(Technical Advisory Group on Market Information for Access to Vaccines/TAG-MI4A)に任命されました。諮問委員会は10名の技術専門家で構成されます。

2018年、WHOはユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成のため、安全で品質の高い安価なワクチンへのアクセス向上を目的として、MI4Aイニシアチブを立ち上げました。世界150ヵ国以上を対象に、ワクチンの需要量と供給量を把握し予防接種への公平なアクセスを推し進めるため、Global Market Study(グローバル市場調査)を行っています。これまで10種以上のワクチンを対象とした調査が公開されております。諮問委員には、これら調査方法やWHOのワクチン調達に関するガイドライン等への技術的な貢献が求められています。

清水上級研究員は、諮問委員の一人として大きな役割が期待されています。任期は2023年6月から2年間の予定です。

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清水栄一上級研究員

清水栄一しみずえいいち上級研究員プロフィール

1996 国立療養所犀潟病院(現さいがた医療センター)精神科ソーシャルワーカー
1997 青年海外協力隊でタンザニアへ派遣
2001 コーネル大学大学院国際開発学修士課程修了
2002 JICA本部医療協力部(現人間開発部)調査研究員
2004 ユニセフ ナミビア事務所 モニタリング&評価担当官
2007 GAVIアライアンス(現Gaviワクチンアライアンス)資金調達部
2011 JICAケニア事務所 広域企画調査員(アフリカ国際保健)
2014 スーダン連邦保健省アドバイザー(JICA長期専門家)
2016 クラウンエイジェンツ・ジャパン株式会社
2017 国立国際医療研究センター国際医療協力局 入局
2018 JICAザンビア
           UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)のための基礎的保健サービスマネジメント
           強化プロジェクト出向
2020 長崎大学よりMPH(公衆衛生学修士)取得
現在、国立国際医療研究センター国際医療協力局 連携協力部 展開支援課 上級研究員