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国際医療協力局の支援の特色

国際医療協力局の支援の特色

1つの組織による切れ目のない支援

1つの組織による切れ目のない支援東日本大震災のような未曾有の大災害では、被災地への長期的なサポートが大切です。

日々、少しずつ復旧に向けて前進する被災地では、求められる支援の内容も変化していきます。

発災直後はさまざまな種類の診療が可能な緊急医療支援が優先され、時間の経過とともに地域保健業務の復旧に向けた継続的な支援が求められるようになります。国際医療協力局は、緊急医療支援から保健衛生分野の長期的な復興支援まで1つの組織で幅広く対応しています。このように切れ目のない支援を続けることで、変化する現場のニーズに適した一貫性のある支援を提供しています。

 

国際協力活動の経験を活かした支援

国際協力活動の経験を活かした支援

日本国内での被災地支援にも、開発途上国で人々の健康を守るために活動する国際医療協力局ならではのノウハウと経験が活きています。

例えば、必要な人材や道具が不足している環境でも、現場にある数少ない人やモノを効率的、効果的に活用して最大限のサービスを提供しています。また、災害時に混乱しがちな現場のマネジメントをサポートして、異なる立場の関係者間を調整しながら円滑に活動を進めていきます。

そして、必要な機材の持ち込みや指示するだけの支援ではなく、被災地の人々を復旧・復興の主役として捉えて支援を進めます。こうした姿勢も開発途上国での取り組みから職員に根付いているものです。

海外での医療協力活動の現場で日常的に要求されるような実践力が、国内での活動でも役立っています。