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2022年度 第1回仏語圏アフリカ国内保健人材ネットワーク定例会(通称LAF会)を開催しました

NCGM国際医療協力局は、7月14日(木)に、2022年度第1回L'amicale de la Santé en Afrique Francophone定例会(通称LAF会)をオンラインで開催しました。
LAF会は、仏語圏アフリカの健康について、日本語で語り合いたい人々の親睦会です。2010年から活動を開始し、メンバーは現在約350名です。

今回は、東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター特任研究員の村津蘭(むらつらん)氏をお招きし「西アフリカ・ベナンの宗教と治療」をテーマにご講演いただきました。 文化人類学的な視点から、西アフリカのベナン共和国の、病いの概念や宗教的な治療実践、病院との関係などを包括的にお話しいただきました。 また、snsの普及が「呪術的知識の流通のあり方をラディカルに変容させている」こと、さらに、スマートフォンを持つ世代の「病いや呪術への認識を更新する場になっていると同時に、呪術のあり様自体も刷新していく場になっている」ことなど、世界の地域を問わず、私たちの住む世界で起こっていることにも通ずる興味深いお話もしていただきました。

今回も50名を超える皆様に参加いただきました。現地ペナンから参加していただいた方もいらっしゃいました。COVID-19が加速させたICTの進展は、LAF会も、その大きな影響を受けています。 今後も、メンバーの皆さまとともに有意義な会にしていきたいと思っています。今回ご参加いただいた国際協力関係、報道関係の皆様、ありがとうございました。

LAF会は不定期で開催しています。次回開催の詳細が決まりましたら、NCGM国際医療協力局のWebsiteでご案内いたします。

  • 20220714LAF会レポート−1

    写真左:村津講師、右:国際医療協力局員

  • 20220714LAF会レポート−2

    参加者のみなさん