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2022年度 第2回仏語圏アフリカ国内保健人材ネットワーク定例会(通称LAF会)を開催しました

NCGM国際医療協力局は、10月7日(金)に、第2回 L'amicale de la Santé en Afrique Francophone定例会(通称LAF会)をオンラインで開催しました。 LAF会は、仏語圏アフリカの健康について、日本語で語り合いたい人々の親睦会です。2010年から活動を開始し、メンバーは現在約370名です。

今回は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ダカール地域事務所 民間連携支援担当官の佐藤 重臣氏に現地セネガル共和国ダカールから「ボコ・ハラムをきっかけとするチャドの人道危機と国連キャリアと多国籍チームストレスマネジメント」をテーマにご講演いただきました。 佐藤さんのユニークなキャリアのお話から、武装勢力ボコ・ハラムの活動する隣国ナイジェリアをはじめ、政治的・経済的に不安定な国に囲まれ、自国も社会・経済開発が世界で最も遅れている国の一つであるチャド共和国の人道危機の現状を紹介いただきました。 また、国連職員として、平時が平時と言えない過酷な環境で、強いストレス下に継続的にさらされるチームをいかにリードし、マネジメントしたのか、その試行錯誤と考え方についても、圧倒的な臨場感をもってお話しいただきました。 講演後も活発な質疑応答が行われました。

今回は44名の皆様に参加いただきました。ご参加いただいた国際協力関係、報道関係の皆様、ありがとうございました。

LAF会は不定期で開催しています。次回開催の詳細が決まりましたら、NCGM国際医療協力局Webサイトでご案内いたします。

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    (写真右) 講師:佐藤重臣氏

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    参加者のみなさん