人材育成活動
明日のグローバル保健医療人材をつくる
国際医療協力局は、低・中所得国の人々と日本人を対象に豊富な研修機会を提供し、保健医療分野の人材育成を行っています。
低・中所得国から若手行政官や保健医療人材を研修員として受け入れ、各国の公衆衛生環境の向上や保健医療制度の強化につながる研修プログラムを実施しています。日本での研修を通じて、専門知識と技術を学び、自国の現場でさまざまな改善に取り組める人材の育成を目指しています。また、研修機会は日本の良き理解者を増やし、各国との一層の友好関係づくりにも貢献しています。
日本人向けには、グローバルに活躍できる保健医療人材の育成を目的に、さまざまな講座や研修コースを提供しています。国際保健医療協力は、専門知識に加え、マネジメント力や調整力、コミュニケーション力などが求められる活動です。研修では、国際保健医療協力に関する基礎知識と実践力がバランス良く学べる内容を重視し、講義だけでなく、ワークショップやディスカッション、海外でのフィールドワークなどの参加型プログラムを充実させています。また、多くの若い人材が学びの機会を通じて国際協力への関心を高め、グローバル保健医療人材としての将来的なキャリアビジョンを描くきっかけになることを目指しています。