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研修受入時健康診断マニュアル

健康診断の目的

国⽴国際医療研究センターでは、国内外の医療従事者を対象とした⽇本における研修事業を⾏っています。研修事業実施にあたっては、参加者の健康状態を確認し、安全で、 円滑な研修事業を⾏う必要があります。参加者の健康状態を把握するとともに、臨床現場に ⽴ち⼊る研修の場合には、研修先の患者や妊婦の安全を担保する必要があります。特に、来⽇する研修員を発端とした⿇疹や活動性結核の病院内への持ち込みが警戒されています。⽇本では、病院⾒学者や研修参加者を対象に、⿇疹、⾵疹、流⾏性⽿下腺炎、⽔痘のワクチン歴や抗体価の証明や胸部レントゲン等の提出を⾏った上で研修を⾏うことが多いのですが、低・中所得国出⾝の研修員に対し、同様の基準を求めることには困難を伴うことが多くあります。

そこで本マニュアルは、研修員受け⼊れの⾨⼾を狭めずに、研修員および研修受け⼊れ施設双⽅にとって受け⼊れ可能かつ安全で円滑な研修を⾏うことを⽬的とし、国⽴国際医療研究センターの国際医療協⼒局、国際感染症センターならびに院内感染対策室が合意し作成されました。

対象となる研修と対象者

対象となる研修

本マニュアルの対象となる研修は、国内外から研修員を受け⼊れる研修で、1.臨床研修を伴う全ての研修、2.臨床研修を伴わない30 ⽇以上滞在する研修を満たす研修です。 臨床研修を伴わない30 ⽇未満の研修は、本マニュアルの対象外です。

対象者

国内外からの研修員、研修に帯同する研修担当者、その他同⾏者、研修監理員、通訳等の臨床研修の定義に合致するエリアに⽴ち⼊る全ての⼈を対象とします。