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カンボジア「女性のヘルスプロモーションを通じた包括的な子宮頸がんサービスの質の改善プロジェクト」事業完了報告

本プロジェクトは、日本産科婦人科学会(JSOG)とカンボジア産婦人科学会(SCGO)の協働事業(JICA 草の根技術協力事業)で、協力局員はプロジェクト・コーディネイター等として事業の調整・支援を担いました。
2019年11月から2024年7月までの活動期間の約半分が、新型コロナウイルス感染症の世界的流行のために、日本人専門家が渡航できず、進捗遅れのために事業期間の延長はあったものの、両学会の積極的な参加の結果プロジェクト活動を完了することができました。

前フェーズ(2015年-2018年にJICA草の根技術協力事業「工場労働者のための子宮頸がんを入り口とした女性のヘルスケア向上プロジェクト(JSOGとSCGO協働事業)」)で、日本人専門家からの指導を通じて健康教育・検診・早期治療の土台をつくり、今回、この土台の上に、SCGO自らで若手を指導し、健康教育から国立病院での検診まで実施しました。合わせて健康教育の有無が検診受診率を2倍にすること、自己検体採取によるHPVテストによる検診の実施可能性も実証することができました。健康教育から検診と早期治療については、地方病院への展開が次のステップとし、カンボジア側で行っていく予定です。これまでの事業成果や教訓をもとに、カンボジアのすべての女性への普及が進むことを期待しています。

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カンボジア事業完了報告